なんて偉そうに書きましたが、よく考えるとフィルタだけだとちょっと
無理でした。影っぽくなるところとかがどうしても難しくなります。
簡単講座なのですから、テクニック&フィーリングで行きましょう。
手順は「砂漠っぽい下地を作る→砂丘を描く→なじませる」です。
実際に砂漠を描きたい部分よりも大きめに砂漠の下地を作る部分を決めます。
今回背景講座なので全面を使って下地を作りました。
塗りつぶし(出来上がりの予定色よりも白っぽいの色)
↓
ノイズを入れる
(「フィルタ>ノイズ>ノイズを加える」でノイズの量を45、ガウス配布・グレースケールに設定)
↓
ぼかす
(「フィルタ>ぼかし>ぼかし(ガウス)」で半径1.0ピクセルに設定)
画像は2分の1スケール→
→
砂というよりは岩を顕微鏡で見たように見えますね。ここがみそです。
ここまで来たら出来たレイヤーを複製します。
複製した方のレイヤーに対し「フィルタ>変形>シアー」を実行しましょう。
シアーの設定
これで、岩の顕微鏡拡大図のようなレイヤー(下地1)と
シアーでうにゃうにゃになったレイヤー(下地2)の
2枚が用意できました。
乗算にしたおかげで下の粒が反映されます。砂漠って私のイメージにとしては、
砂の「粒」より「連なり」が見える気がするのでシアーが効いてきます。