倉庫番さんが社長室へ向かうのに本社ビルへ寄ったついでに、編集部の方へ遊びにやってきた。 倉庫番さん「すんませーん、今、忙しいでっかー?あ、新人さんしかおらん。課長さんは?」 新人一号「ちょっと用事で居てないんですけど・・・。」 倉庫番さん「そうでっかー?・・・あ、でも新人さんもコンピュータ詳しいんとちゃいましたっけ?」 新人一号「まぁ、ある程度は・・・。(*^^*) 」 倉庫番さん「ほな、相談のってほしいんですけどねー。うちもコンピュータ買いたいんですわ、なんかお勧めなんありません?」 新人一号「えっと会社の方で購入されるコンピュータの事ですよね?だったらメンテナンスや予算の関係等々ありますんで課長に相談された方が・・・」 倉庫番さん「ちゃいます、ちゃいます!そんなん、ちゃいますよー、自分の家にですわ。そろそろ私も自分で在庫をコンピュータに入力しないとダメなんですわ。そんで、ちょっとでも家で練習しよ思いまして。」 新人一号「なぁ~んだ、そういう事なら。えぇ~とぉ・・・・あっ、今なら3万円くらいでキャンペーン商品があります!確か雑誌で見た筈なんですけど、どれだったっけなぁ・・・。探しておきます!(^-^)v 」 倉庫番さん「そうでっか。新人さんにまかしてもかまわんの?ほなひとつ、頼んまっさ。 (^^)b」 新人一号「いえいえ、どう致しまして。」 倉庫番さんは軽やかに仕事へ戻って行った。 倉庫番さん「へぇ~、コンピュータもえらい安くなったんやなぁ。これならお小遣いで買えるかもしれんなぁ。 (^^)」 と嬉しくなり、足取りも軽く仕事をこなしていた。その頃、編集部では・・・ 新人一号「ん~と・・・どれだったっけかなぁ。確か載ってた筈なんだけど・・・。」 浅ちゃん「・・・何探してるの?」 新人一号「あっ、浅ちゃん。良い所に・・・。最近の雑誌で見たんですけどね、3万円代で買えるパソコンが載ってませんでした?」 浅ちゃん「えぇ!?そんなのあった?」 新人一号「ありましたっ!!」 浅ちゃん「うむぅ・・・。(雑誌を読み返す)もしかして~これの事かなぁ?」 新人一号「あっ、それです!牛模様シール付き!」 浅ちゃん「でもぉ~ これはインターネットプロバイダ契約をしたら・・・じゃないの?」 新人一号「え?そうなんですか・・・(汗)どうしよう、とりあえず操作の練習からするっていってたから契約しないかなぁ・・・。」 浅ちゃん「そこそこの買うと2倍くらいはするかもよぉ~」 新人一号「どうしよう、嘘の情報を教えちゃった!」 浅ちゃん「早くホントの事言った方がいいと思うのだな。 (*・・*)b」 新人一号「・・・・そうします。」 倉庫番さん「これやから、新人さんは信用でけへんのや。 z(-_-)」 新人一号「だから、もう謝ってるじゃないですか。」 倉庫番さん「ほな、今日の昼ご飯おごってや~ (^-^)」 新人一号「 どうして奢らないといけないんですか!」 倉庫番さん「小遣い節約せな買われへんやん。」 新人一号「そ、そんなぁ~ (T-T) 」 倉庫番さん「買いましたで、パソコン!めっちゃええヤツ買ったんですわ。デーブイデー(DVD)っていうのも付いてるんです、最新ですわ!(^O^)b」 浅ちゃん「そうなんですか。良かったですねー。」 倉庫番さん「もう、おかげさんで!ほな、今度メールでも送りまっさ。 (((((o(^o^)」 浅ちゃん「待ってるね~。」 新人一号「・・・倉庫番さん、よっぽど嬉しかったんですね。さっきは社長室で言いまわってましたよ。」 浅ちゃん「2Fでも言いまくってるんだろうなー。セーラさん、悔しがってるんじゃないかなー?」 新人一号「ウエストサイドで手書きの書類だったのって経理部のセーラさんと倉庫番さんだけだったから、どちらが先に手書き書類から脱出するかって囁かれてたの、一番意識してたのセーラさんでしたっけ。」 浅ちゃん「今回、パソコン購入して、倉庫番さん、ワープロ練習して、提出書類も手書きからバージョンアップ!!しちゃったから。」 倉庫番さん「今もう、ルンルンですわ。ほな、仕事戻りますぅ。あっ、セーラさん、私でよければいつでもパソコン教えまっせ?ほな、お疲れさん!! (((((((o(^o^)」 セーラさん「・・・・・・・・・・・ (-_-#) 」 専務「ほら、倉庫番さんもワープロで書類書いてるのよ。そろそろ練習したら?」 セーラさん「嘘ぉ~っ!!倉庫番さんに先を越されるなんて悔しい~!! (><)g 」 お母さん「セーラさんは近くに使えるパソコンあるじゃない。仕事が終わってから会社で練習しはったらえぇのんとちがう?」 専務「そうそう!練習よ、セーラさん。これでようやくウエストサイド全員がアナログ作業から脱出なんだわ~っ。(^▽^)♪ 」 ちなみに、携帯電話を持つのもセーラさんより倉庫番さんのほうが早かったりして、今回でセーラさんは2敗を記していたのであった。 それから更に何日かが過ぎて・・・ 浅ちゃん「倉庫番さんとセーラさんの対決、傍から見てると火花が散ってるよ~。何か賭けてる訳でもなし、勝ち負けにこだわる程のこともないような気がするんだけど。 (^_^)」 新人一号「何で勝ち負け競ってるんですかね?セーラさんて何故か倉庫番さんに対してだけはそんなんなんですよねー。」 浅ちゃん「いいんじゃない?専務も大喜びしてるし・・・。」 新人一号「あ、噂をすれば倉庫番さんだ、いらっしゃい!」 倉庫番さん「課長おります?」 課長「はい、なんでしょう?」 倉庫番さん「インターネットしたいんですけど、どないしたらいいでしょ?」 課長「はぁ・・・まぁ、いろいろありますけどねぇ。あっ、こういうのありますよ。これ使ってみたらどうです?とりあえず無料体験期間がありますし、悪くないですよ。」 倉庫番さん「あっ、ありがとうございます。この資料、貰っていってもいいんでしゃろか?」 課長「いいですよ、どうぞ。インターネット始められるんですか。接続したらメール送ってくださいね。(^^) 」 倉庫番さん「はい!がんばります!」 課長「では、その時の為に編集部員のメールアドレスをお渡ししておきましょう。」 (You got a mail!) 浅ちゃん「おろぉ?メールが来たのだな。だれだれ? (*・・)o□」
浅ちゃん「これは励ましなの?それともプレッシャーなのかな? (*--)o□ うむぅ」 新人一号「どうしたんですか?」 浅ちゃん「ちゃんとお茶とか飲まないと、また尿結石になって、お腹痛~くなるよぉ~って倉庫番さんが言ってる。」 新人一号「うっ、忘れてたのに思い出しちゃうじゃないですか! (--; 」 これが、出荷中も手を止めず、ギャグを連発するおやじギャグマシーン・倉庫番(40ウン歳)が華やかに『インターネットでびゅ~っ!!』を飾った瞬間だった! 今や、お家に帰ってメールチェックするなどパソコンを有意義に使いこなす毎日 !! 同年代グループから頭一つリードするほどの上達ぶりにセーラさん及び編集部一同、驚きもものきさんしょのき! 社長、課長、浅ちゃん、新人一号 「いやぁ、倉庫番さんならきっとやってくれると思った。 \(^O^)/」 倉庫番さん 「口揃えて嘘付かんとって下さい。 (-_-#)」 がっ・・・ 倉庫番さん『でもなんやなぁ~。私は家から自腹でメールしてるのに、編集部の人らは家に帰って来るの遅いし、会社の方に送らな返事すぐ帰ってこえへん。と言う事は?なんか損してる気分やなぁ・・・。』 |