出力デバイスの設定
MIDI デバイスの設定
KbMedia Player の MIDI デバイス設定ウインドウです。
ここでは、MIDI (MID/RMI/RCP/G36/R36/MDS) を再生する際に
使用するデバイスの選択と、その設定をするためのウインドウです。
- テンプレート名
KbMedia Player 上で表示されるテンプレート名で、
好きなテンプレート名に書き換えることができます。
- 使用する音源ポート
ご使用になる音源ポートを選んでください。
Port-B, C, D、マルチポート対応のデータに対してのみ使用されるため、
めったに使われることはありません。複数の音源をお持ちでなく
ここの設定ができないとしても、ほとんど問題ありません。
- 演奏開始時に送信するリセット
- SYSTEM MODE SET:
GM SYSTEM ON => GS RESET => SYSTEM MODE SET
- GS RESET:
GM SYSTEM ON => GS RESET
のようにリセット系 SysEx を送信します。
ただし、"SYSTEM MODE SET" を受信する音源に対してそれ以前に
"GM SYSTEM ON" と "GS RESET" を送信しても、実際は無意味です。
同じく "GS RESET" を受信する音源に対して "GM SYSTEM ON" を
送信しても無意味です。
"SYSTEM MODE SET ONLY" は文字通り "SYSTEM MODE SET" しか送信しません。
お使いの音源が "SYSTEM MODE SET" を受信することがわかっている場合は
"SYSTEM MODE SET ONLY" にした方が無駄なく音源リセットを送信しますので、
演奏開始から発音まで要する時間が少し短くなります。
さらに、再生位置を戻す処理も少しだけ速くなります。
同じくお使いの音源が "GS RESET" を受信することがわかっていて
かつ "SYSTEMMODE SET" は受信しないことがわかっているなら、
"GS RESET ONLY" にした方が良いでしょう。
この説明を読んでも意味がよくわからない人は "SYSTEM MODE SET" にして下さい。
"SYSTEM MODE SET" を選択しておけばほとんどの音源を初期化できます。
- 遅延時間
これは音がデータ上でなっているはずの時間(液晶の表示)と、
実際になっている時間とのずれを修正するものです。
ソフトウェア音源使用時に設定して下さい。
通常は 400ms 程度が丁度よいと思いますが、実際にはお使いの環境や
ソフトウェア音源のドライバの設定によって最適な値は変わってきます。
400ms が最適とは限りません。
- midiOutReset を使う
演奏停止時に midiOutReset を使うかどうか設定できます。
環境によっては midiOutReset を使うときにシステムが 1~2 秒程度
固まってしまうことがあります。そのような場合はチェックをはずしてみて下さい。
チェックをはずせば、システムが固まることはなくなると思います。
ただし、お使いの音源によっては演奏停止ボタンを押しても演奏が
止まらなくなる可能性があります。特にデバイス名に
「FMシンセサイザー」といった文字列が含まれるものは怪しいです(^^;
- マルチデバイス再生
複数のポートに同じMIDI情報を同時に送信する機能です。
1つの MIDI データを複数の音源で同時再生させるといったことが可能になります。
KbMedia Player は QuickTime Music Synthesizer や、Crescendo Forte LiveSynth を
使用して MIDI を再生することも可能です。
再生したい方はそれぞれの説明を読んで、適切なファイルを導入してください。
MIDI デバイスが複数ある方は、同じ事を他のテンプレートでもしてください。
最大で 8つ + 2 (QuickTime Music Synthesizer, Crescendo Forte LiveSynth) までです。
WaveDevice の設定はこちら。