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ファイアウォールの向こう側にあるクライアントにコンテンツをストリーム配信するには、ファイアウォール上の開いているポートを通じて配信する必要があります。Windows Media サーバーが MMS ストリームを配信するために使うポート (通常はポート 1755) を変更するか、または HTTP ストリーム配信に使う Windows Media サーバーを切り替えることができます。HTTP ストリーム配信のための既定のポートは、ポート 80 です。詳細については、「HTTP ストリーム配信を使う」を参照してください。
既定では、Windows Media Player は、Web ブラウザで設定されたプロキシ設定を使ってファイアウォールの向こう側からの ASF ストリームにアクセスします。Internet Explorer 5 がネットワークのプロキシを自動的に検出するように設定されていると、Windows Media Player のインストール後、Windows Media Player でも自動検出によってプロキシ情報が取得されます。自動検出が正しく行われると、Windows Media Player は Web ブラウザと同じプロキシ サーバーを使ってファイアウォールの向こう側からのコンテンツにアクセスします。自動検出によってブラウザのプロキシ設定を取得できなかった場合は、手動で
Windows Media Player のプロキシ設定を行う必要があります。
プロキシ エージェントとして使われているサーバーが変更されると、Windows Media Player では新しいプロキシ サーバーへの接続を確立できません。Windows Media Player で自動検出によってブラウザのプロキシ設定が取得されてから 1 週間以上経過した場合は、その次に Windows Media Player を使ってストリーム配信を行うと、自動検出が再度実行され、新しいプロキシ設定が検出および設定されます。
1 週間が経過する前に Windows Media Player で自動検出を行う必要がある場合は、Windows Media Player の [再生の詳細設定] タブで [HTTP] の [プロキシを使用しない] をクリックし、次に [ブラウザのプロキシ設定を使用する] を選択します。これらの操作を行っても自動検出に問題が生じるときは、[プロキシを使用する] を選択し、使用するプロキシを設定してください。