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HTTP や FTP などのほかのインターネット サービスと同様に、Windows Media サービスでは、オンデマンドのユニキャスト公開ポイントと呼ばれる仮想ディレクトリを使って .asf ファイルをストリーム配信します。
インターネット サービスにはホーム ディレクトリがあり、このサービスのためのルート ディレクトリとして使われます。Windows Media サーバーのインストール時に、"ホーム公開ポイント" と呼ばれるホーム ディレクトリが作成されます。このディレクトリは、Windows Media ユニキャスト サービスのためのルート ディレクトリとして使われます。既定のホーム公開ポイントは SystemDrive:\asfroot です。
既定のホーム公開ポイントは、オンデマンドのユニキャスト公開ポイントとして厳密に使用されます。ホーム公開ポイントにはエイリアスはありません。したがって、Windows Media Player に入力するコマンド パスでサーバー コンピュータの名前を使うと、そのサーバー名はホーム公開ポイントを表します。たとえば、Maps というサーバーのホーム公開ポイント (物理パスは SystemDrive:\asfroot) から Zanzibar.asf をストリーム配信するには、Windows Media Player で Zanzibar.asf を開くときに次のコマンドを入力します。
mms://Maps/zanzibar.asf
ユーザー向けの ASF コンテンツを簡単に編成するには、ホーム公開ポイント内のサブディレクトリから .asf ファイルをストリーム配信します。次の例では、既存のホーム公開ポイントを選択しますが、Forecast.asf ファイルはサブディレクトリ Weather から公開されます。
mms://Maps/Weather/forecast.asf
コンテンツを簡単に編成するために、新しいオンデマンドのユニキャスト公開ポイントを作成することもできます。新しいオンデマンドのユニキャスト公開ポイントを作成するには、[サーバーの設定 - ユニキャスト公開ポイント] ページを使ってエイリアスを作成し、新しいユニキャスト公開ポイントのディレクトリへのパスを指定します。任意のローカル ドライブ (個別のコンピュータで、そのディレクトリにドライブを割り当てるか、または個別のサーバーで、そのサーバーのディレクトリを共有する) のディレクトリに .asf ファイルを保存できます。次に、そのコンテンツのためのオンデマンドのユニキャスト公開ポイントを作成します。
メモ