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Windows Media サービスでは、ユニキャスト公開ポイントを使って Windows Media サーバー上の ASF ファイルとストリームを Windows Media Player に公開 (使用可能に) できます。ユニキャストには、オンデマンドとブロードキャストの 2 種類のユニキャスト公開ポイントがあります。
オンデマンドのユニキャスト公開ポイントは、Windows Media サーバーのディレクトリへのポインタです。このディレクトリとそのサブディレクトリに保存されている .asf ファイルを、公開に使用できます。Windows Media サーバー コンポーネントをインストールすると、オンデマンドのコンテンツをストリーム配信できるようになります。特別な構成作業は必要ありません。サンプルのオンデマンド コンテンツをすぐに再生するには、「オンデマンドの .asf ファイルを構成し、そのファイルにアクセスするには」の手順に従います。
オンデマンドのユニキャスト コンテンツを再生するには、ホーム公開ポイントのディレクトリに .asf ファイルをコピーします。このディレクトリは、Windows Media サーバー コンポーネントをインストールするときに定義します。ホーム公開ポイントへのパスを見つけるには、Windows Media アドミニストレータのメニュー フレームで、[ユニキャスト公開ポイント] をクリックします。[オンデマンドのユニキャスト公開ポイント] 一覧で、<ホーム> エイリアスを探し、[パス] の下に指定されているホーム公開ポイントに .asf ファイルを追加します。
ブロードキャストのユニキャスト公開ポイントは、Windows Media エンコーダ、リモートの Windows Media ステーション、またはリモートのユニキャスト公開ポイントから出力されるライブ形式のストリームを公開するために使います。ブロードキャストのユニキャスト公開ポイントとライブ形式のストリームにアクセスするには、Windows Media Player を使います。インストール時には、Windows Media サーバー コンポーネントはライブ形式のストリームを配信するようには構成されません。これを実現するには、ブロードキャストのユニキャスト公開ポイントを作成する必要があります。ブロードキャストのユニキャスト公開ポイントを簡単に作成するには、「ブロードキャスト (ライブ) のユニキャスト ストリームを構成し、そのストリームにアクセスするには」の手順に従います。
ブロードキャストのユニキャスト公開ポイントは、エイリアスとブロードキャストのユニキャスト公開ポイント ディレクトリへのパスで定義されます。ブロードキャストのユニキャスト公開ポイントには、最大クライアント数と最大帯域幅を設定できるので、公開ポイントに接続できるクライアントの数、および公開するストリームのサイズを制限できます。