オプションのパフォーマンスカウンタの概要

パフォーマンスカウンタ	説明
Active Live Unicast Streams	配信中のライブユニキャストストリームの数です。
Allocated Bandwidth	サーバーが割り当てている帯域幅の合計を、現在の Windows Media Player の接続数に基づいて表示します。一般に、Windows Media サーバーに接続しているクライアントは、ストリームを受信していなくても、帯域幅を割り当てられます。帯域幅を割り当てられている Windows Media Player が、非アクティブクライアントタイムアウト (60 秒) 中にコマンドを送信しなければ、帯域幅の割り当てが解除されます。
Authentication Requests	クライアントを認証するための認証プラグインが呼び出された回数です。使われるプロトコルが HTTP と MMS のどちらであるかによって、1 台のクライアントがユニキャストコンテンツの各部分にアクセスするとき、1 回認証されるかまたは複数回認証されるかが異なります。認証プラグインが使われる頻度を示す一般的な指標です。
Authentications Denied	クライアントがユニキャストコンテンツへのアクセスを認証プラグインによって拒否される回数です。認証プラグインは、クライアントの ID が確認できない場合、ユーザーアカウントがない場合、または認証プラグインが作動していない場合にクライアントによるアクセスを拒否します。
Authorization Requests	クライアントを認証するための認証プラグインが呼び出される回数です。クライアントがユニキャストコンテンツを開く、または再生するなどの各操作が個別に認証されるため、認証要求の合計回数は接続されているクライアントの数よりも大きくなります。認証プラグインが使われる頻度を示す一般的な指標です。
Authorizations Refused	クライアントがユニキャストコンテンツへのアクセスを認証プラグインによって拒否される回数です。プラグインでは、その機能に応じてクライアントのアクセスを拒否することがあります。たとえば、請求に関するプラグインでは、ユーザーアカウントに十分な資本が含まれていない場合、クライアントによるユニキャストコンテンツへのアクセスを拒否することがあります。
Connection Rate	クライアントがサーバーに接続している比率を表示します。これを使って、サーバーが同時に処理する接続の数を調べることができます。既定では、1 秒ごとに 25 接続です。このカウンタは、クライアント接続とシステムリソース使用の関連を分析するのに便利です。
HTTP Streams Reading Header	HTTP 経由でサーバーに接続してファイルヘッダーを読み取り中の、ユニキャストコンテンツをストリーム配信する前のクライアントの数です。[HTTP Streams Reading Header] と [HTTP Streams Streaming Body] の合計は、[HTTP Streams] で示されるように、HTTP 経由でサーバーに接続しているクライアントの合計数です。
HTTP Streams Streaming Body	サーバーに接続してファイルヘッダーを読み取り済みで、ユニキャストコンテンツを HTTP 経由でストリーム配信しているクライアントの数です。[HTTP Streams Reading Header] と [HTTP Streams Streaming Body] の合計は、[HTTP Streams] で示されるように、HTTP 経由でサーバーに接続しているクライアントの合計数です。
Late Reads	1 秒あたりの遅延読み込み完了数です。遅延読み込みとは、完了するのに予想よりも著しく長い時間がかかるディスク読み取り操作を言います。通常、このカウンタがゼロ以外の値を示すのは、サーバーに大きな負荷がかかっている場合だけです。このカウンタが頻繁にゼロ以外の値を示す場合は、システムが正しく設定されていないか、またはほかのアプリケーションが Windows Media サーバーコンポーネントと競合してディスクを使っている可能性があります。
Pending Connections	サーバーへの接続を試みているクライアントの数です。サーバーが最大容量のほぼすべてを使って作動しているために多数の接続要求を迅速に処理できない場合に、この値が高くなります。
Plugin Errors	プラグインが正常に機能しなかった回数です。たとえば、プラグインがそのユーザーデータベースに到達できなかった場合は、1 回と数えられます。
Plugin Events	プラグインにレポートされるイベント数です。サーバーにおける外部プラグインの使用量を示します。
Scheduling Rate	タスクのスケジューリングが要求されている比率を、1 秒あたりのタスク数で表示します。スケジュールされたタスクには、ディスクからのデータ読み込みと、ネットワークへのデータの書き込みがあります。スケジューリングの比率は、サーバーによってパケットが送信される比率にほぼ比例しますが、1 対 1 で対応するわけではありません。
Stream Errors	1 秒あたりのエラー発生数です。ストリームエラーは、サーバーによって破棄されたストリームデータパケットの数を表します。サーバーがデータへの要求に対応できず、スケジュールを無期限に遅延しないように一部のパケットを破棄しなければならない場合に、発生します。ストリームエラーが最も頻繁に発生するのは、遅延読み込みが発生した後です。ストリームエラーは、システムが正しく設定されていないか、またはほかのアプリケーションとの間でシステムリソースの競合が発生していることを示します。ネットワークトラフィックが過重であるためにストリームエラーが発生することもあります。
Stream Terminations	エラーのためにストリームが終了する比率です。ストリームの終了は、システムが正しく設定されていないか、またはストリーム配信しているファイルが破損していることを表します。いくつかの状況では、サーバーがストリームを一方的に終了します。ストリームの終了が最もよく発生するのは、サーバーがスケジュールから大きく遅れている場合です。スケジュールを維持するために、あるストリームで連続する複数のパケットを破棄しなければならない場合、サーバーはそのストリームを終了します。ファイルのストリーム配信中に無効なデータを検出した場合にも、ストリームが終了されることがあります。
UDP Resend Requests	受信されなかったデータパケットをクライアントが Windows Media サーバーに要求する回数です。サーバーが UDP 経由でパケットを正常に送信できない場合、この値は高い可能性があります。サーバーまたはネットワークの過剰負荷を示します。
UDP Resends Sent	Windows Media サーバーで処理される UDP 再送信の要求数です。サーバーの負荷が高すぎる場合、UDP 再送信の要求のいくつかが処理されない場合もあります。

オプションのパフォーマンス カウンタの概要

オプションのパフォーマンスカウンタの概要