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DCOM (分散コンポーネント オブジェクト モデル) は、Windows Media コンポーネント サービスのリモート管理で使います。DCOM を使ってファイアウォールを通したリモート管理を行う場合は、DCOM パケットがファイアウォールのポートを通過できるようにする必要があります。DCOM で使用するポート番号のため、ファイアウォールを通したリモート管理はお勧めできません。
Windows Media コンポーネント サービスのリモート管理を行うには、ファイアウォール サーバーで、DCOM で使うポートを開く必要があります。ファイアウォールを通したストリーム配信に問題がある場合は、ファイアウォールの別のポートを開くことができます。ファイアウォールのベンダに相談して、DCOM トラフィックで Windows Media サーバー コンポーネントのリモート管理を行うためにファイアウォールを調整する必要があるかどうかを決めてください。DCOM では、Windows Media コンポーネント サービスと通信するために、1024 から 5000 までの範囲のすべてのポート、および RPC エンド ポイント マッピング用のポート 135 を開く必要があります。
DCOM による Windows Media コンポーネント サービスのリモート管理を行う場合、ファイアウォールの外側のコンピュータは、実際の IP アドレスを使ってファイアウォールの内側のコンピュータにアクセスできる必要があります。アドレス変換およびプロキシ機能は利用できません。