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JPEGの保存条件

JPEGで保存しようとすると、ダイアログが出て、保存条件を指定することができます。これでいいと思ったら「次へ」をクリックしてください。

プレビュー

画像ウィンドウからJPEG保存を選んだときは、保存後の画像を見ながら画質を決めることができます。画質を決めたあと、「プレビュー」ボタンをクリックすると、現在の保存条件でセーブした場合の画像が右側に表示されます。元の画像と見比べながら、最適の保存条件を選んでください。なお、指定できるのはあくまで画質であって、任意の圧縮率を指定できるのではないことに注意してください。圧縮率は圧縮してみないと分かりません(画質100だと元のサイズより大きくなることもあります)。

プレビュー画面左の方には、指定した画質で保存した場合の圧縮率とサイズが表示されます。内部では実際に圧縮してみて、その結果を元に計算しています。圧縮率は画像が無圧縮の場合のサイズに対する比率です。サイズはデジカメ撮影情報を含まない値なので、保存条件で「撮影情報を引き継ぐ」がオンになっていると、実際に保存したサイズと比べると数十KB小さいことがあります。

画質指定スライダーの右横の虫眼鏡のボタンで、プレビューの拡大・縮小ができます。

保存条件

プログレッシブJPEG

ここをチェックして保存すると、できたJPEG画像は、WWWブラウザ上でじわじわと表示されます(注)。最初は粗くおおまかな絵が出て、次第に細部まで表示されていきます。

PNG保存条件のインタレースに似ています。Webページの画像用によいでしょう。対応してないソフトもまだあるようですので注意してください。

(注)一部のブラウザでは、ふつうのJPEGと同じように表示されるようです。

高速保存 通常よりやや高速な保存です。圧縮率はやや落ちます。
もっとも、最近の高速で大容量なパソコンなら、よほど巨大なサイズの画像でないと違いは分からないでしょう。
最適化 やや圧縮率が向上します。保存速度はやや落ちます。
これも、最近のパソコンでは違いは分からない程度でしかありません。
サムネイル 保存するJPEGファイルに、保存する画像の縮小画像を埋め込みます。この縮小画像は対応ソフトで見ることができます。
撮影情報の維持

通常、JPEGファイル内に埋め込まれておりプロパティで見れる撮影情報は、保存し直すと新しく作成した方のファイルでは失われます。これをオンにすると、新しく作成したファイルにも、元のファイルに含まれる撮影情報を引き継ぎます。

これをオンにした場合には、できたJPEGファイルのサイズはプレビューで表示されたサイズよりも若干大きくなることに注意してください。

次から設定を省略

画像ウィンドウからJPEG保存を選んだときに指定できます。保存条件が毎回同じで「次へ」を押すのが面倒という時に、その次から条件指定をとばすことができます。

出なくなった保存条件ダイアログは、設定の全般→画像の保存から復活できます。