基本の操作-2 : 返信と全員に返信
    返信には、送信元にのみ返事を出す「返信」と関係者全員に返事を出す「全員に返信」とがあります。以下に違いを説明します。

    ※「返信」と「全員に返信」との違いは、あて先部分だけで、本文の取り扱いに関しては同じです。

    ・返信
    「返信」では、From: の人物に対してのみ返事を出します。

    ・全員に返信
    「全員に返信」では、From: の人物と自分以外のTo: の人物に対して返事を出します。さらに、Cc: の人物がいれば、その人たちはCc: に入ります(自分がCc: に入っている場合は自分は除かれます)。

    ※また、To: やCc: の中に重複したアドレスがあれば、それらは1つだけが残ります。To: とCc: で重複があるような場合には、To: の方だけが残ります。

    ・違いのまとめ
    「返信」では送信元にのみ返事をします。「全員に返信」では、そのメールが出された関係者全員に返事をします。

    ※どちらでも、元のメールにReply-To: が付いていれば、From: の代わりにReply-To: が返信先に使われます。全員に返信の場合は、さらに自分以外のTo: やCc: の人物が付け足されます。

    ・ショートカット
    ショートカットは「コマンド+R」または「コマンド+シフト+R」です。この片方が「返信」に割り当てられ、もう一方が「全員に返信」に割り当てられます。

    デフォルトでは、「返信」が「コマンド+R」です。一般設定の「メール」で「全員に返事を出す」にチェックを入れるとこれが入れ替わり、「全員に返信」が「コマンド+R」となります。

    ・返事ボタンの動作
    ツールバーの「返事」ボタンは、「コマンド+R」が割り当てられている方の動作を行います。


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