アドレスの取り扱い : 複数のアドレスリスト
    ARENAでは、アドレスリストを複数ファイル持つことができます。これは企業などで「支店ごとにアドレスリストファイルを作り、それを本社サーバーに置いておき、必要なものをダウンロードして使いたい」といったニーズに応えたものです。

    ・新規アドレスリストの作成
    新規のアドレスリストを作るには、ファイルメニューの新規から「アドレスリスト」を選択します。

    次に、ツールメニューから「アドレスリスト」を選択すると、今作成したアドレスリストを含むアドレスリストウインドウが現れます。

    登録されているアドレスリストは1つのウインドウの中でアウトライン風の表示で見ることができ、すべてのアドレスリストを同時に利用することができます。

    ・アドレスリストの名称変更
    アドレスリストの名称を変更するには、アドレスリストを開いて、太字で表示されているアドレスリスト名の部分をダブルクリックしてください。

    ・アドレスリストの優先順位
    複数のアドレスリストを同時に扱えるARENAでは、アドレスリスト間での優先順位というテーマが発生します。以下のルールで処理を行っています。

    To: などに入力した名前に対して、アドレスリストで2つ以上の候補があったとき、ARENAは、アドレスリストを「上から」探して、最初に見つかったものを使います。

    つまり、アドレスリストのウインドウでは、上にあるアドレスリストほど優先されるということになります。この順番は、アドレスリストのタイトルをドラッグして変更することができます。

    ■アドレスリストのソート
    アドレスリストは、各種情報をキーにしてソートすることが可能です。コンポーザーでのアドレス入力ボタンでもソート順が反映されます。

    コマンドキー(またはシフトキー)を押しながら、リストの項目名をクリックすることで、ソートの解除も可能です。さらに、ソートを解除した状態で登録したアドレスをドラッグすることで、項目を好きな順番に並べ替えることができます。

    ■アドレスリストの保管場所
    アドレスリストは、Finderでは以下の場所に入っています。

     ARENAのアプリケーションがあるフォルダ
       Users
         Main(などユーザー別フォルダ)
           Address

    このAddressフォルダにアドレスリストを入れておけば、他のコンピューターで作られたアドレスリストが一緒に使えるようになります。


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