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/ DOS/V Power Report 1998 June / Vpr9806a.iso / DRIVER / ibm / Iduj010 / IDUJ010.EXE / IDUJ01.TXT < prev    next >
Text File  |  1998-03-23  |  9KB  |  198 lines

  1. 補足説明:
  2. ==========================================================================
  3.                       (C) Copyright IBM Corp. 1998
  4. ==========================================================================
  5. 【ソフト名】 IBM ThinkPad 770 
  6.              システムROM アップデート・ユーティリティー  V1.10
  7.              (システム・プログラム・サービス・ディスケット)
  8. 【登 録 名】 IDUJ010.EXE
  9. 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社
  10. 【対応機種】 ThinkPad 770
  11. 【作成方法】 DOSプロントにて、以下の手順でディスケットを作成します。
  12.              1) ファイル(自己解凍ファイル)を適当なディレクトリで実行
  13.                 し、ディスケット作成プログラムを解凍する。
  14.                 >IDUJ010 (Enter)
  15.              2) ディスケット作成プログラムを実行し、ディスケットを作成
  16.                 する。
  17.                 -フォーマット済みの1.44MBディスケットをドライブに
  18.                 挿入して、
  19.                 >IDUJ01 A: (Enter)
  20. 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている
  21.                 人には営利を伴わない形態であれば自由です。
  22.              2)以下の禁止事項は守って下さい。
  23.                   -他のネットワークへの転載。
  24.                   -ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。
  25.          -雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。
  26. 【導入方法】*****************************
  27.              この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその
  28.              他の確認をしてください。
  29.              *****************************
  30. ==========================================================================
  31. 【ファイル紹介】
  32.  IBM ThinkPad 770
  33.  システム・プログラム・サービス・ディスケット V1.10
  34.  
  35. <このディスケットについて>
  36. このシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使用し、ThinkPad
  37. 本体内に収められたシステム・プログラムを更新することにより、問題の解決や
  38. 機能の追加、拡張ができます。次のモデルが対象となります。
  39.  
  40.   ThinkPad 770
  41.  
  42. システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、
  43. 「問題修正/更新の概要」の章を参照してください。システム・プログラムの更新は、
  44. 「システム・プログラムの更新のしかた」の章を参照してください。
  45.  
  46. <ディスケット・リリース情報> (日本で未リリース分も含みます)
  47.  
  48.  ディスケット
  49.  バージョン   内容
  50.                 
  51.  1.00    問題修正サービス
  52.   1.10        新機能サポートと問題修正サービス
  53.  
  54. <問題修正/更新の概要>
  55.  
  56.   (参考)
  57.    [n.nn]の数字は、ディスケットのバージョンを示します。
  58.    [新]は新機能または機能の拡張を示します。
  59.  
  60. 以下の問題が、システム・プログラム・サービス・ディスケットの各々のバージョンで
  61. 修正されました。
  62. [1.00]
  63.   -  バッテリーオペレーションの状態で、カードバスのネットワーク・カードで
  64.       ネットワークに接続すると、システムがハングすることがある。
  65.   -  バッテリーオペレーションの状態で、サスペンド状態、ハイバーネーション
  66.       状態からレジュームすると、オーディオの再生が遅くなることがある。
  67.   -  バッテリー少量状態でサスペンド状態、ハイバーネーション状態に入った
  68.       状態よりレジュームすると、オーディオの音がおかしくなることがある。
  69.   -  サスペンド状態よりレジュームすると、まれにシステムがハングすることが
  70.       ある。
  71.   -  レジューム・タイマー、モデムの信号によりサスペンド状態よりレジューム
  72.       したときに、3回パスワードを間違えるとキー入力ができなくなる。
  73.  
  74. [1.10]
  75.   -  [新]8.1GB HDDのサポート。
  76.   -  始動パスワードを入力した直後にキーボードに触れると、キー入力ができな
  77.       くなることがある。
  78.  - (修正)もし、以下の条件で診断プログラムを実行した場合、エラー・
  79.       メッセージが誤って表示される場合がある。
  80.    - セレクタドックを接続した状態で、PCMCIAテスト
  81.    - セレクタドックを接続した状態で、シリアル・ポート・テスト
  82.    - DSPテスト
  83.       
  84. <システム・プログラムの更新のしかた>
  85.        ******************************
  86.        この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその
  87.        他の確認をしてください。
  88.        ******************************
  89.  (注意)
  90.   -システム・プログラムを更新するには、ACアダプター、及び充電済みの
  91.       バッテリー・パックが必要です。
  92.   -セレクタドック・システム、ポータブル拡張ユニット、デスクトップ拡張
  93.       ユニット、又はポート・リプリケーターがThinkPadに接続されている
  94.       場合は、取り外します。
  95.   -ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同じ、
  96.       又はそれ以降のバージョンのものを既にお持ちの場合は、このディスケット
  97.       からシステム・プログラムを更新する必要はありません。導入プログラムは、
  98.       現在システムに組み込まれているシステム・プログラムのレベルを自動的に
  99.       調べて、表示します。
  100.  
  101. 1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示します。
  102. 2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。
  103. 3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケット
  104.      を入れて、電源を入れます。
  105. 4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。
  106. 5.読み終えたら Esc キーを押し、メニューに戻ります。
  107. 6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステムプログラム
  108.     の更新を行います。
  109.  
  110.  警告--------------------------------
  111. 画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に
  112.  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
  113. 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを抜いたり
  114.  、、、、、、、、
  115. しないでください。 
  116.  
  117.  システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が
  118.  必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThink
  119.  Padをお持ちいただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。
  120.  
  121.  更新の作業が完了したら、次のことを行ってください。
  122.  
  123.  7.ディスケット・ドライブからシステム・ログラム・サービス・ディスケットが
  124.       取り出されていることを確認し、電源を切ります。
  125.  8.F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy-Setupの画面が
  126.       表示されるまでF1キーを押し続けます。
  127.  9.始動パスワードの入力を要求された場合、正しいパスワードを入力します。
  128.  10.「Config」、次に「Initialize」アイコンを選びます。
  129.  11.「OK」を選びます。
  130.  
  131.   最後に診断プログラムを実行して、ThinkPadに問題がないことを
  132.   確認します。
  133.  
  134.  12.電源を切って、F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま
  135.         Easy-Setupの画面が表示されるまでF1キーを押し続けます。
  136.  13.「Test」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始します。
  137.         テスト画面が表示されます。テストをパスした各項目にはOKが表示され
  138.         ます。
  139.  14.全ての項目に OK が表示されたことを確認します。
  140.  15.Escキーを押してテストを終了し、電源を切ります。
  141.  
  142.  これで全ての作業は完了です。
  143.  
  144. <システム・プログラムの情報>
  145.  
  146. 各々のシステム・プログラム・サービス・ディスケットには、次のようなシステム・
  147. プログラムが入っています。   
  148.  BIOS P/N(part number:パーツ・ナンバー)とそのDate
  149. (日付)は、次の方法で確認できます。
  150.  
  151.  1.ThinkPadの電源をオフにします。
  152.   2.F1キーを押しながらThinkPadの電源をオンにし、
  153.       Easy-Setupメニューが表示されるまでF1キーを押し続けます。
  154.   3.Easy-Setupのメニューに、BIOS P/NとDateの表示が
  155.       あります。
  156.  
  157.     ディスケット  BIOS     BIOS
  158.     バージョン   P/N      日付
  159.     -------------------------
  160.     1.00    97H4578  10-28-97
  161.     1.10    97H4596  03-13-98
  162.  
  163. <サービス情報>
  164.  
  165.  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシステム・
  166.   プログラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が生まれます。 
  167.   この領域は実際にはBIOSによって使用されないので、EMM386.EXE
  168.   のようなメモリー・マネジャーを使用することでUMB(アッパー・メモリー・
  169.   ブロック)として使用することができます。
  170.   
  171.  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシステム・
  172.   プログラムの更新を行なった後、ディスケットバージョン1.00を使用し、
  173.   BIOSを元に戻すと、Bootの途中でエラーコード19153が表示され
  174.   ます。その場合、一旦電源をOFFにし、その後電源をONにして下さい。 
  175.   
  176. ThinkPad  BIOS P/N  使用されないBIOS領域
  177. モデル       BIOS Date                
  178. -------------------------------------
  179. 770              97H4596   E0000-EFFFF(64KB)
  180.           03/13/97
  181.  
  182.  (注意)
  183.   -メモリー領域 C0000-C9FFF は、ビデオBIOS用にあらかじめ
  184.   予約されています。
  185.  
  186.   上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応したBIOS P/N
  187.   のみ有効です。また将来のシステム・プログラムの更新によって変わる可能性が
  188.   あり、保証するものではありません。
  189.  
  190.  BIOS P/N (part number: パーツ・ナンバー)とその
  191.   Date(日付)の確認は、「システム・プログラムの情報」の章を参照して
  192.   ください。
  193. -------------------------------------
  194. 商標
  195.  
  196.   * IBM、ThinkPad は IBM Corp.(米国)の商標です。
  197. ==========================================================================
  198. ダウンロードファイル名を『IDUJ010.EXE』として下さい。