既に Windows 2000 への移行が進む中ではありますが、業務等で Windows NT をご使用のユーザー様からのドライバのバージョンアップが遅い旨のご意見を踏まえ、ここにようやく新しいバージョンをリリースできる運びとなりました。
なお、今回のバージョンアップでは、実務で Windows NT をご使用になられているユーザー様には、時間をかけてWindows 9x 用ドライバと同様の機能追加を行うよりも、シンプルな構成で、なるべく早いタイミングでバージョンアップを行える構造のほうがメリットがあるとの考えから、大きな仕様変更をさせていただいております。
ABS2000(Active BIOS System for Windows 2000 technology)の設定変更、および設定内容の確認は Windows NT 上では行うことができません。本ドライバをインストールされた後の ABS2000 の設定内容は、本ドライバをインストールされる前の SPECTRA シリーズのご使用状況により、以下の通りとなります。
ABS2000(Active BIOS System for Windows 2000 technology)は、従来 Windows 98 環境でのみ設定可能であった、AGPに関する設定等を Windows 2000、Windows NT4.0 環境でも行えるようにした BIOS です。ABS2000 は SPECTRA ボード上の BIOS 情報を書き換えることによって機能しますので、一度設定を行うと、リファレンスドライバ(チップメーカーが直接供給するドライバ)使用時にもその設定が有効になります。
ただし、本ドライバでは ABS2000 の設定変更、および設定内容の確認は Windows NT 上では行うことができませんので、ABS2000 の設定変更、および設定内容の確認をされる場合は、Windows 98/Me/2000 のいずれかの OS、および ABS2000 対応ドライバ&アプリケーションと併用し、それらの OS 上で ABS2000 の設定変更、および設定内容の確認を行っていただくことが必要となります。