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セイコーエプソンは，130万画素のCCDを搭載したディジタル・カメラ「CP-600」を5月30日に出荷する。価格は8万4800円。エプソン初のメガピクセル・カメラである。

ライカ判換算で36mm相当のレンズと2インチのTFTカラー液晶ディスプレイを搭載。出力画素数は1280×960ドットと640×480ドットを選択できる。露出は±2段階のマニュアル設定が可能。毎秒2コマ，10枚までの画像（640×480ドット）を連続撮影する機能を持つ。

本体に4MBの画像記録用メモリーを備えるほか，別売りのコンパクト・フラッシュ・カードも使用できる。内蔵メモリーに1280×960ドットで6枚，640×480ドットで43枚までの画像をJPEG形式で記録する。単3アルカリ電池4本で駆動し，連続約800枚の連続撮影が可能。別売りのニッカド充電池，ニッケル水素充電池，リチウム・イオン充電池でも駆動できる。

マックとの専用接続ケーブル，接続ユーティリティー，画像編集ユーティリティーなどが付属する。従来の81万画素機「CP-500」と同様，同社のプリンター「PMシリーズ」と直接接続してA4判までの画像を拡大して出力できる（「PM-5000C」を除く）。プリンターとは通常のマック用シリアル・ケーブルで接続，印刷の操作はカメラ本体の液晶ディスプレイで行う。