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速度だとカラーはエプソン，モノクロはキヤノン

画質に並びプリンターの性能で大切な要素が出力速度だ。個別の機種によって差はあるものの，カラー出力はセイコーエプソンのPMシリーズ，モノクロ出力はキヤノンのBJCシリーズのインクジェット・プリンターが速いという特徴がある。BJCシリーズは，インク・カートリッジを交換することができるので，ブラックのみのカートリッジ「BC-20」（3300円）に交換すれば，一段と高速になる。

写真出力の楽しみを広げるなら
A3判まで出力できるプリンターを選びたい

プリンターで写真の出力を楽しもうと考えているなら，A3判まで出力できるインクジェット・プリンターを選びたい。A3判まで出力できると写真自体の迫力も増すし，自作のカレンダーやポスターとして壁に貼っても見栄えがする作品になる。

低濃度インクを採用したA3判出力対応の“写真品質”インクジェット・プリンターには，セイコーエプソンの「PM-2000C」とキヤノンの「BJC-465J」がある。実売価格はどちらも5万円代と，A4判のインクジェット・プリンターより1万円〜2万円程度高い。PM-2000Cはドライバーの改良で，1440×720dpiで出力ができるようになり，PM-750Cと同じ画質で出力できるようになった。