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次期ハイエンド・マシンを大胆予想 98年登場の新型機,G3 Extremeはこうなる [Friday, December 26, 1997 星野 純=日経MAC]
▲待望の「Power Mac G3」シリーズが出荷された。その性能は現行の最上位機種「Power Mac 9600/350」を凌ぐが,あくまで現行G3シリーズは“ミドルレンジ”という位置付け。
●新型マック,その名は「G3 Extreme」 98年春,マックで仕事をするプロ待望の“本当に速い”新型マックがいよいよ登場することになりそうだ。この新マシンが現実になるなら,ビデオ編集,画像処理,DTPなどで,数百MB超の大容量データをストレスなく扱える“真の”ハイエンド・マシンになる。 新型ハイエンド・マックは「Power Express」という開発コード名で1年ほど前から噂(うわさ)されており,早ければ97年の夏にも登場すると言われていた。現在は「G3 Extreme」と呼ばれている模様で,Webなどでは98年以降の新しいハイエンド・ラインの出発点と捉えられている。 すでにPowerPC 750を搭載した新型マシン「Power Mac G3」シリーズが出荷された。比較的低価格ながら,現行ハイエンドの同じG3搭載機「Power Mac 9600/350」を上回るほどの処理速度を持つ高速マシンだ(98年1月号173ページNikkei MAC Report,及びNIKKEIMAC.COM「G3をベンチマーク」参照)。 だが米Appleのワールドワイド・プロダクト・マーケティング担当副社長Philip Schiller氏によれば,これは「全体の80%のユーザーに向けた製品」だという(98年1月号11ページMac Plaza及び及びNIKKEIMAC.COM「G3と今後のマック戦略」参照)。アップルコンピュータもG3シリーズは「あくまでミドルレンジの製品」と強調する。例えるならG3シリーズは「軽快に走り,居住性もまあまあな自動車」ということ。 ハイエンド・ユーザーをターゲットにした場合,G3シリーズにはSCSI,ネットワーク,拡張性など,より強力なタイヤやサスペンション,より高い居住性に相当する部分が欠けているのだ。現行の9600シリーズとG3シリーズを基に考えると,自ずと新型ハイエンド・マックに必要な条件が見えてくる。9600系マシン,G3シリーズ,予想(そして期待)されるG3 Extremeの仕様をまとめたのが以下の表だ。 ●次期ハイエンド・マック「G3 Extreme」の予想スペックと現行機種の仕様比較
この記事は98年1月18日発売の日経MAC 98年2月号に掲載予定の記事の抄録です。掲載記事においては,日経MAC編集部による上記の予想スペックを,詳細に解説しています。ご期待ください。 |
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