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思わぬどんでんがえしが！
[Wednesday, December 17, 1997　加藤　小也香＝日経MAC]

さて，ここまではすべてが絶好調だった。ところが1つひとつ順に動作確認を済ませ，最後にすべてを装着してマックを起動させた瞬間，悲劇が起こった。ディスプレイにカーソルが表示されたとたん，フリーズしてしまうのだ。起動のたびにPRAMをクリアすると立ち上がるのだが，だからと言って，再起動するたびに4つのボタンを押しておく，というのもかっこ悪い。PCIカード2枚をすべての組み合わせで装着してチェックしてみたが，やはりダメ。相性とはかくいうものか，と記者は反省しきり。

とは言え，悩んでばかりもいられない。急きょ，性能の匹敵するグラフィック・アクセラレーターを探した。実売7万円前後と予算は少しオーバーするが，米Integrated Micro Solutions社の「Twin Turbo 128M8」で実験したところ，速さも相性も言うことなし。ベンチマーク・テストではMillenniumIIを20%近く上回る性能を示した。

●System InfoのVideo性能テストの結果

条件を揃えるため，Power Mac 8600/250にVRAMを4MB搭載，1670万色のXGA表示にしてテストした

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この記事は、日経MAC98年1月号（97年12月18日発行）掲載記事の抄録です。