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G3 Seriesまで待たない Power Mac 8600を100万円でフル・チューン [Wednesday, December 17, 1997 加藤 小也香=日経MAC] ボーナスでG3 Seriesを買うぞ,と意気込んでいるあなた。出鼻をくじくようで申し訳ないけれど,既存のデスクトップ機に比べて,拡張性の面でやや見劣りするのも事実です。 腕に多少の覚えがあるなら,いっそ値落ちしたミッドレンジのマシンを買ってきてチューン・アップしてみてはどうでしょう。MPUはPowerPC 750カードに,ハード・ディスクはRAIDに,グラフィック・アクセラレーター,液晶ディスプレイと奮発すれば,クールな最強マシンを手に入れられます。 本記事で作成した日経MAC謹製最強マックは読者モニター1名に提供します。
チューンナップ後の驚くべき実力 上はチューンナップ前のPower Mac 8600/250を100としたベンチマーク・テストの結果注)。長いほうが性能が高い。いずれも高い数値を示したが,特に「Adobe Photoshop」を使って大きなファイルを開いたり,エフェクトをかけたりしたテストでの結果は驚くほどの性能向上を示している。
注)上3つは米Symantec社のベンチマーク・ソフト「System Info」によるテスト。Power Mac 9600/350を上回るCPU性能を示した。中段の2つは内蔵ハード・ディスク内,およびRAID内で100MB容量のファイルを複製するのにかかった時間。RAID内での複製はわずか17秒で完了した。下の2つはAdobe Photoshopによるアプリケーション・ベンチの結果。日経MACの表紙画像(66MB)を開き,スクロールしてみたところ,非常に軽快。グラフィックス・アクセラレーターの効果を体感できた。「ぼかし(ガウス)」は8600/250ではメモリー割り当てをアプリケーション推奨値にし,チューン・ナップしたマックでは250MB割り当てた結果。ほかにもMPUカードだけを元の604eに戻す,メモリー割り当てを減らすなど色々に条件を変えて実験してみたが,どれを外しても性能は落ちる。ベンチ結果がすべてを組み合わせての性能であることを実証した。
記事目次/前のページ/次のページ この記事は、日経MAC98年1月号(97年12月18日発行)掲載記事の抄録です。 |
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