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MPUにはBOOSTER750/266を装着 [Wednesday, December 17, 1997 加藤 小也香=日経MAC] 今回のチューンナップの“キモ”となるのがPowerPC 750を用いたMPUカードだ。MPUとしての基本性能はPowerPC 603eと604eの中間なのだが,高速な2次キャッシュを装着できる専用バスを背面に持ち,これにより従来機以上の性能を実現する。このカードをもともとのMPUカードと交換するだけで,高速マシンに早変わりするのだから,新しいマックを購入するよりも場合によってはリーズナブルだ。製品としては現在,米Newer Technology社から「MAXpowr PRO」,インタウェアから「BOOSTER750」というシリーズが出荷されている。 今回はクロック周波数が266MHzで1MBのバックサイド・キャッシュを搭載する「BOOSTER750/266」を選んだ。日経MAC12月号30ページの製品評価ではPowerMac 9600/350を上回る性能を示した。店頭価格20万〜22万円で購入できる。8500/7500系か9500系のマシンで使用可能だ。 取り付けは非常に簡単。電源を抜き,きょう体を開け,8600/250に搭載のMPUを抜き取る。背面に銀色のすだれのようなもの(放熱板)が付いているのですぐ判別できるはずだ。あとは同じ場所にBOOSTERを差し,製品付属の「BOOSTER750機能拡張」をインストールするだけだ。 早速,Norton UtilitiesのSystem Infoで比較したところ,CPU性能が35%向上した(目次ページ参照)。 取り外したMPUがどうなるかって?編集部では外すや否や骨肉の争いが起きている。きちんと有効利用される予定だ。 記事目次/前のページ/次のページ この記事は、日経MAC98年1月号(97年12月18日発行)掲載記事の抄録です。 |
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