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パフォーマンスの向上が魅力
Mac OS 8の欠点を払しょく

[Friday, February 13, 1998]

一般ユーザーにとっては,パフォーマンスの向上が変更の魅力。特にFinderの応答性を改善したのは評価できる。Mac OS 8になって悪くなったと感じた部分だったからだ。Mac OS 8ではフォルダを開いたとき,ウィンドウの枠だけは素早く表示するが肝心の中身を表示するまでは待たされた。8.1Jでは,中身を素早く表示するように改良した。以前のように,(待ち時間に表示される)回転する矢印を見る機会は少ない。ファイルをコピーする時間も短くなった。この2つで,Finder操作の快適さはかなり向上した。

バージョンアップのたびに繰り返されるが,仮想メモリーの速度が向上した。今回はディスクキャッシュの速度も改善し,アプリケーションの起動や再起動(2回目以降の起動)がかなり速くなっている。起動に時間のかかるアプリケーションで快適になるはずだ。

数値演算ライブラリの「MathLib」が最適化されて,浮動小数点演算の計算時間が短くなった。アップルによると,今まで速いとされていた米Motorola社のライブラリー「MotoLib」より上だという。このライブラリを呼び出しているアプリケーションは一部だが,時間のかかる処理が多いだけに,メリットは大きい。


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この記事は、日経MAC98年3月号(98年2月18日発行)掲載記事の抄録です。

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This page was last updated on Wed, Apr 15, 1998 at 11:15:06 PM.
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