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パッケージ版の発売は3月初旬より 8ユーザーは無償アップデートが可能だが [Friday, February 13, 1998] Mac OS 8.1Jは,Mac OS 8Jからのアップデートとなる。ユーザーから報告されたバグを修正し,今まで以上に安定度を高めた。また,ユーザーが気になる部分でのパフォーマンスを向上し,いくつかの新しい機能を追加することで,より魅力あるOSに仕上げた(表1)。 8.1Jが動作する機種は,8.0Jと同じで,68040またはPowerPCを搭載したMacintoshおよびMac OS互換機だ。アップデートの内容自体は先に発表された英語版のMac OS 8.1にほぼ準ずる(NIKKEIMAC.COMの関連記事:「Mac OS 8.1発表」(98.1.6))が,一部異なる部分や,日本語版独自のアップデートもある。ともあれ,英語版から30日以内という迅速なリリースは,高く評価したい。 Mac OS 8.1Jはフル・インストール可能なパッケージを店頭販売するほか,既存のMac OSユーザーには有償や無償のアップグレード方法を提供する(表2)。今回はアップグレードキットの店頭販売は行わない。起動可能なCD-ROM付きのパッケージ版の販売開始は98年3月6日,有償アップグレードの受け付けも同時期から行われる見込みだ注1)。 8.0Jのユーザーなら無償のアップデーターで更新できる。アップデーターはアップルのWebページや雑誌のCD-ROMで配布する。ファイル容量が約16MBとかなり大きいので,ダウンロードは非現実的。雑誌の付録CD-ROMに収録されているアップデーターを利用する方が得策だ(2月18日に全国の書店で発売の日経MACにも収録する。「「Mac OS 8.1アップデータ」の使い方」ページを参照)。ただし,アップデーターで更新できるのはOSのコアの機能に限られる。今回,紹介する多くの機能はアップデーターだけでは使えない。いち早く利用してみたい向きは良いだろうが,やはりフルインストールCD-ROMの入手をお薦めする。 ●表1 Mac OS 8.1Jの主な変更点
●表2 Mac OS 8.1Jの入手方法
* 店頭では販売しない。アップグレードを申し込んだユーザーへ直接,郵送配布する。申し込み方法や受け付け開始時期はMac OSホームページ(http://macos.apple.co.jp/)で2月26日に発表される。 注1)米Claris社の再編に伴い,日本法人クラリスは98年4月1日よりファイルメーカー株式会社と社名を変え,取り扱い製品をファイルメーカーPro関連に絞る。「Mac OS」などクラリスが販売していたアップルのソフトウエア・パッケージは4月1日からアップル自身が扱う。3月出荷予定のMac OS 8.1アップグレード・キットは最初からアップルが販売する。申し込み方法や受け付け開始時期はMac OSホームページ(http://macos.apple.co.jp/)で2月26日に発表される。 記事目次/前のページ/次のページ この記事は、日経MAC98年3月号(98年2月18日発行)掲載記事の抄録です。 |
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