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日経BP社 BizTech

選択テキストからURLやメールアドレスを自動抽出
	Internet Address Detectors 1.0.1
Apple Computer Inc.，無償配布 http://applescript.apple.com/data_detectors/

「Apple Data Detectors 1.0.2」のモジュールとして「Internet Address Detectors 1.0.1」がAppleより無償で提供されています。MacOS 8のコンテクストメニューを利用した便利なプラグインで，インターネットに接続しながら作業をする際にとても重宝します。

テキスト書類やメールソフトなどにURLが書かれていて，そのURLにアクセスしたい場合，通常はURLの部分だけを選択してそれをブラウザの画面にドラッグ＆ドロップします。それとも，ブラウザのアドレスフィールドにペーストしてenterキーなどを押します。

同モジュールがインストールされていると，URLテキストを選択する際に必要な部分だけを選択するよう注意する必要はありません。URLの周辺も含めて大ざっぱにテキストを選択します。そしてControlキー＋マウスクリックするとコンテクストメニューが出てきます。ここで希望のURLからサブメニューにたどって行き，「Netscape Navigatorで開く」などのアクションを選択します（図）。

するとブラウザがそのURLを受けつけウェブサイトにアクセスしてくれます。ブラウザが起動していな場合は起動してくれます。

選択したテキストの中にメールアドレスが含まれていれば，メールソフトに対する動作がコンテクストメニューに中に入ります。この場合は新規メールを作成してアドレスを自動入力するといった動作やアドレスをアドレスブックに登録するという選択もできます。

このほかにも，Fetchを使ってFTPファイルを受信したりと，さまざまな動作が用意されています。動作はアクションモジュールとして提供されます。自分で好みのモジュールを追加することもできるので作業環境に合った便利なモジュールを集めてみてはいかがでしょう。