レイヤーマスクという言葉は写真屋の解説本を見ていると,必ずと言っていいほど書いてあります。
だいたいは,オブジェクトを背景に溶かし混むときに使うと書いてあります。
「そんな訳の分からない機能使うより,レイヤーーをコピーして消ゴムツール(エアブラシ)で加工した方が早いもん」
とか考えていた人はちょっと見てみて下さい。
まずは実際に使っているところを見てみましょう。楕円の中心,透けているところが レイヤーマスクの効果です。これは初歩なので消しゴムツール(エアブラシ)でもたぶん可能です(笑)
さて,レイヤーマスクって言うのは「レイヤーのマスク」です。
「マスク」と聞いて思い浮かべるのは写真屋なら選択範囲だと思います。これは一時的な処置に使いました。
塗りつぶしの前だとか,エアブラシを使う前に,必要のない部分が汚れないように保護したんですね。
アナログ(手塗り)でも,透明なシートを使ってマスクをかけるのでおなじみです。
当然のことながら「マスク」は,その場限りで捨てられてしまいます。
ところがレイヤーマスクは,特定のレイヤーにのみ有効で,そのレイヤーの表示部分と 部分的な不透明度を操作できます。そしていくらでも変更可能です。
意外とわからないのがレイヤーマスクの作り方です。
まずレイヤーマスクを使用したいレイヤーをアクティブ(選択)した状態で,
さて出来たところで,レイヤーのコンソールを見てみましょう。
いつものサムネイル(レイヤーの縮小画面)の右側にもう一つ真っ白なサムネイルが出来ていますね?
はい成功です。
←こんな感じ