Stepで説明しなかった小技集2

スタンプツール(スタンプツール)の使い方

スタンプツール スタンプツールはその名のとおり、あるパターンをコピーすることが出来ます。

このツールは使い方がわからないと、最強に使えないというか、封印される 危険さえあるツールです。なんと言っても、他のツールと違って、即座に効果が現れないばかりか、 エラーログのようなものが出てきます。
警告これは範囲が指定されてないという警告なのですが 見る度にびくっとするもんです。しかしAdobeさん、移植するときに”オプションキー”を”Altキー” に直してくれれば、こんなに苦労しないのに・・・。

さて実際に使ってみましょう。


登録方法 パターンの登録法によって5種類の使い方が出来ます。
この5種類は右の図のようにプルダウンメニューで簡単に設定できます。
これ以下画像は全て左側が元の絵です。
  1. コピー(「砂漠を描く」 で砂丘を描くときに利用)

    さてコピーの仕方です。元にしたい画像の上でAltキーを押します。 キーを押したまま左クリックします。(タブレットの人は軽くペン先を押しつけます) 更にキーを押したままコピーしたい位置までカーソルを持っていきます。 あとは「エアブラシツール」や「ブラシツール」と同じ要領で塗っていけばいいわけですね。

    コピー(スタンプ)

    青の四角赤の四角 では様子が違いますよね?青の四角が 「調整なし」、 赤の四角が「調整あり」です。 「調整なし」 では手を離すと、コピー元の位置がリセットされてしまうので、 元通りコピーしたい場合には向きません。「調整あり」の時には手を離しても、元の画像のとおりコピーします。



    下準備 次の二つには下準備が必要です。
    右図のように使う部分を範囲選択しておきましょう。
  2. パターン

    「編集>パターンの定義」とします。あとはスタンプツールのオプションで「パターン」を選んで普通に塗ります。 ここでも「調整なし」「調整あり」があるので気をつけましょう。
    パターン
    左が「調整あり」右が「調整なし」

  3. スナップショット

    かなりくせ者です(笑)。「編集>スナップショット」と選択します。 先に挙げた二つの方法と同じように塗ろうとしても、 画像はあらわれません。私自身も初めてだったので驚きました。
    ここではレイヤーを一枚新しく作って、変化がわかりやすいように黒で塗りつぶしました。
    全面をなでてみると。なんと、もともとスナップショットに定義した画像があった場所に 絵があらわれます。他の場所はなんの変化もありません。
    元
    スナップショット
    これはレイヤーを沢山重ねるときに結構有効な手段ですよね。


    最後の二つは、画像を前もって保存しておかないと使えない技。こまめに保存する 習慣が活かせる技でもある

  4. 復帰
    保存した時点の画像に戻してくれます。何が役に立つって「ファイル>復帰」と違って、レイヤー単位とか ほんの小さい部分だけを元に戻すときです。写真屋5のヒストリー機能を使っている人 もこれだけは試してみましょう。 ヒストリー機能よりも、細かく復帰できますよ。
  5. 印象派効果 これは使ってびっくりです。絶対にペインターの同名の機能と一緒になるとは考えてはいけません。 指先ツールの動きにちょっと似てる感じ。
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