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アキバで見つけたお買い得品、ニュース、出来事を伝えるアキバHotLine!。
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【ビデオカードではない!】 | 【S3 SonicVibes】 |
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【MonsterSound】 | 【「ついに登場!」】 |
MonsterSoundはDiamondの日本法人から発売されたもので、もちろん日本語パッケージ。SoundBlasterとの併用も可能で、2MB ROM搭載のWaveTable音源搭載はもちろん、上下左右の動きに対応した3Dサウンドがウリ。一方のGVC製カードは、WaveTable音源のサウンドフォントをPCのメインメモリに持つというアクロバットな仕様をウリにしている(サウンドカード側のコストダウンがはかれる)。パッケージは英語版。SonicVibesも随分前に発表されていたのに搭載製品がなかなか出ないなぁ、と思っていたら突然S3側から6月30日付で「GVCに採用されました」というプレスリリースが発行され、なんとその直後にアキバに出回るという早技。で、早速確かめてみると中身はまるで「S3の評価サンプルか?」とでも言いたくなる感じで、S3オリジナルのマニュアルとCD-ROMが入っていて、箱は白箱にGVCのシールが貼ってあるだけ。なんだか、S3がMonster3Dに出荷を先越されないために急いで出荷させた、という邪推もできなくはない..。ま、そんなことはどうでもいいか。
サウンドカードについては、今までのようにソフト側がSoundBlasterのハードリソース直叩きという方法をやめ、どんどんDirectSound API対応になっていけば、自然とPCIバスに移行できるようになるはず。聞くところによれば、出回っている2製品も音質やドライバの問題などまだまだ未成熟な面もあるようだけれども、この2製品がマーケットでどう動くか注目されるところ。
MonsterSoundは取扱店多数で、箱パッケージ版が実売価格\22,500(コンピュータボックス(C-BOX))~\27,800。早くもバルク版も出回っていて、こちらは\21,800(Flip-Flap)。GVC製カードはコンピュータボックス(C-BOX)とBLESSで\9,800。Flip-Flapで\7,800。あなたもPCIサウンドカードに手を出してみない?。
[撮影:DIJEとDS-7とDC-2E 協力:コンピュータボックス(C-BOX)とぷらっとホーム]
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【これが史上最安値】 |
いつもの半導体系専門店も、ここしばらくは\13,000台でゆっくり推移していたものが、今週は一気に\12,000中盤に落ちて各店小競り合いの真っ最中。さてさて、これでまたアキバ全体が前代未聞の価格ゾーンに突入していくのか!?、なんて期待が膨らむけれども、一方で「もうメモリはなんだか全然わかりませんね」、「SIMM 1枚で利益が数100円という状態で、チップの単価で計算しても今の価格は行きすぎ」というショップもあって売る側もやや困惑気味の様子。
ま、いずれにしても買う側としてはまた喜ばしい状況になってきた。今週はひさびさに半導体系専門店が隣接する東京ラジオデパート1Fにも人だかりもできて、消費者側が敏感に反応しているよい証明。もうこうなったら、行け行けドンドン。合い言葉は「目指せEDO 32MBは1万円割れ!」(完全無責任モード)。
[撮影:DS-7]
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【MillnniumIIパッケージ】 | 【MillenniumII】 |
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【Mystique220】 | 【ううむ、このチップは..】 |
同じMatroxでは、弟分になるMystiqueの新バージョン「Mystique220」もアキバに出回って、こちらも人気を呼んでいる。今出ているのは「Mystique220/Bussiness」(SGRAM 4MB)というパッケージで、RAMDACが220MHzに向上してスピードや画質がかなり向上していると言われているもの。ほかに、バンドルソフトの違いで「Mystique220/Hobby」というものもあり、こちらの方が若干安くなるそうで、ショップ側ではこちらに期待しているところも多い。で、ひとつ気になったのは、Mystique220はチップ名が「MGA-1164SG」のはずなのに(マニュアル、カタログにそう書いてある)、今出回っているものは実際には「MGA-1064SG-G」という刻印のもの。ま、ちゃんと性能が出ればそれでいいんだけど、なんかこれって本当に単なる前のチップのリビジョンアップという感じも..(別に問題はないけど)。こちらは実売価格は2万円台でバラついている。
とりあえず、夏はビデオカードの新調に走るというのも、まぁ一つの物欲解消法のひとつではあるが、もうすでにMillenniumIIの250MHz RAMDAC版なんて話なんかもチラホラ聞こえ始めていたりして..。
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【6x86MXも値下がり】 | 【K6ジェットコースター価格】 |
一方のライバル達はどうなっているのかというと、こちらも動きは急。AMD K6はまだまだ価格が下降中で、どこのショップも「仕入値がガンガン落ちて、販売価格をいじるのが大変だ」という。実売価格ではK6 PR200が先週「3万円台に突入」と言っていたものが、今週になると3万円台も前半があたりまえ。\33,000なんて価格も出ている(神和電機)。PR233は先週の最安値\59,800に合わせたのか、複数のショップで同一価格が見られた。ただ、PR233は価格の点でIntel MMX Pentium 233MHzと互角なので、こちらはまだまだK6の頑張りが期待されるところ。
新世代CPU戦争では完全に出遅れてしまったCyrix 6x86MXはというと、先週までのPR166「一律\29,800」という状況が崩れ、今週は多くで\27,000~\28,000台と少し下がり、最安値では\25,800(FlipFlap)という価格も現れた。取扱店も今週はまたグッと増え、もうどこにでもある、といった感じ。さらに、まだデモ品以外では登場していないPR200が、来週にはいくつかのショップで入荷する予定になっている。まず、俺コンハウスでは店頭にPR200の予定価格\36,800を掲げ、聞けば来週中盤(8日か9日)にも入荷する予定だという。ほかにもぷらっとホームなどいくつかのショップで来週中の入荷予定を公言している。対応マザーボードも、6x86MXの性能をフルに引き出すようチューンされたというFICのPA-2010+日本語版が来週登場予定で、こちらの動きも楽しみ。
そんなわけで、CPUマーケットはまだまだ大激動期。価格の点では現在「逃げる互換CPU、追うIntel CPU」だけれど、8月以降は拮抗した血みどろの大乱戦が見られるかも?。
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【こういう風につける】 | 【サイバーな人】 |
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【バッテリーパック】 | 【ディスプレイ表示画面】 |
システム自体の扱いはけっこう簡単で、手のひらサイズのバッテリーパックと、頭部にとりつけるマイク+ヘッドホン+片目用小型ディスプレイのHMDキットが1セット。バッテリーパックにはVGA/マイク/スピーカー端子などのインターフェースが用意されて、独立して腰のベルトに取りつけられる構造になっている。これらインターフェースをパソコンとつないでスイッチONすれば、いきなり小さなディスプレイに白黒画面が映る。ディスプレイは左右どちらの目でも使えるように左右に動き、当然、位置調節用に前後と上下にも動かせる。ディスプレイに映る画像はけっこう鮮明で、これは確かに用途によってはいろいろ使えるかも知れない。心配になるかもしれないが、片目がディスプレイでふさがれていても、意外と神経を外の実風景に集中すると、あまりディスプレイが邪魔にならず外が両目で見られる。残念ながら、店に残っているものは故障していて、システム自身が持っているメニュー画像など以外は見られないのだけど、これは修理する予定とのこと。
ご覧の通り、人間に取りつけると、なかなか「サイバーな」雰囲気が漂ってとっても怪しい。これと、小さなパソコンと6月21日に紹介した片手入力キーボード「Twiddler」を組み合わせ、外で歩きながらチャットとか、メール書きとか、対戦ゲームなんてやるととっても面白い(アブナイ)かも知れない。
次は20個程度の予約が入った段階で発注をかけるとのこと。企業や研究機関などで欲しがっているところがあれば、同店に問い合わせて見るといい(さすがに個人ではいないだろうなぁ)。これを「どう使うか」というアイデアも募集しています。面白いアイデアがあれば、修理が完了したあとそれを実践するかも。
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【DJ-1000】 | 【こりゃ小さい!】 |
とにかく、写真の通り薄くて小さい。ポケットにすっぽり入れても、軽いし(80g)薄いので(20mm)ほとんど気にならない。これでコンパクトフラッシュも使えて、キットのなかには2MBのコンパクトフラッシュが同梱され、おまけにType2アダプタだってついてくるという、なかなかのお買い得品。画質はというと、ちょっとカシオQV系に似た感じで、まぁお世辞にも綺麗とは言えないのでやっぱりメモ用か。画像1枚の記録時間は約4秒と今の35万画素カメラと互角。インジケーターはLEDが数個しかないけれども、非常にわかりやすくてgoo(液晶はない)。ボタンだって電源スイッチとシャッターボタンだけでとってもシンプル。だけど、そのぶん何も考えずに使えるのがいい。CCDが25万画素なので、フルで撮ってもVGAにはならないんだけど、まぁこれは割り切りが必要。
欠点は、記録する際の画像フォーマットが独自のもので、せっかくコンパクトフラッシュに入っていてもすぐにはPCでは見られないこと。必ず専用ソフトウェアで表示や変換を行う必要がある。しかも、せっかくコンパクトフラッシュという差替可能メディアで大量にとれるというのに、画像フォーマットの変換が一括で処理できない..。このあたり、標準でJPEG、もしくは無圧縮BMPで記録するとか、ソフト側で一括変換できるようになっていれば、ヘビーユースにもバッチリ使えるカメラなんだけど..。ま、このあたりは今後の改善に期待したいところ。
ヘビーユースではなく、とりあえず携帯用のデジカメが欲しいという人は、まずこれを使うというのもいいんじゃないだろうか。これ、いくつかの気になる欠点はるけど、とっても注目株の製品だと思う。
[撮影:DIJE]
最新の相場参考資料はこちら | CPU、HDD相場情報(秋葉原 '97/6 第4週) |
メモリ製品相場情報(秋葉原/日本橋 '97/6 第4週) |