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ブロードキャストのユニキャスト公開ポイントはライブ形式のストリームを編成するために使います。ブロードキャストのユニキャスト公開ポイント用に、Windows Media エンコーダ、リモートの Windows Media ステーション、またはリモートのユニキャスト公開ポイントから出力されるライブ形式のストリームへのポインタを作成します。次の表は、各種の例の一覧です。ここでは、Windows Media サーバーの名前が Maps であるとします。
種類 | エイリアス | パス | ASF ストリームを再生するために入力するポインタ |
---|---|---|---|
Windows Media エンコーダ | Hockey | msbd://encoder:7007 | mms://Maps/Hockey |
リモートのステーション | Squash | msbd://remote_server/station1 | mms://Maps/Squash |
リモートのオンデマンドのユニキャスト公開ポイント | Shooting | mms://remote_server/alias1 | mms://Maps/Shooting/file.asf |
リモートのブロードキャストのユニキャスト公開ポイント | Skating | mms://remote_server/alias2 | mms://Maps/Skating/file.asf |
オンデマンドのユニキャスト公開ポイントと同様に、ブロードキャストのユニキャスト公開ポイントは、サーバーからクライアントへの 1 対 1 のストリームを作成します。各種のストリームに対してブロードキャストのユニキャスト公開ポイントを作成する方法を次に示します。
MSBD プロトコルを使用し、エンコーダ名として Windows Media エンコーダを実行しているコンピュータの名前を使用します。ポート番号を指定する必要があるのは、Windows Media エンコーダが使う既定のポート (7007) を変更した場合のみです。たとえば、ポート 1480 を使用する "Zanzibar" という名前のコンピュータを参照するには、「msbd://Zanzibar:1480」と入力します。
プロトコルには MSBD プロトコル、マシン名には Windows Media サーバー コンポーネントを実行しているコンピュータの名前、ステーション名には Windows Media ステーションの名前を使います。たとえば、"Station1" というステーションをストリーム配信している "StationServer" というコンピュータを参照するには、「msbd://stationserver/station1」と入力します。
クライアントがマルチキャスト経由でストリームを受信できない場合、Windows Media サーバーはステーションを参照するユニキャスト公開ポイントを使ってストリームへのユニキャスト接続を提供します。詳細については、「マルチキャスト ステーションのユニキャスト ロールオーバーを作成する」を参照してください。
MMS プロトコルを使用します。サーバー名としてオンデマンドのユニキャスト公開ポイントをストリーム配信する Windows Media サーバーの名前を使い、次にユニキャスト公開ポイントのエイリアスを使います。たとえば、オンデマンドのユニキャスト公開ポイント "hounds" を含む、"UnicastServer" というコンピュータを参照するには、「mms://unicastserver/hounds/file.asf」と入力します (ASF コンテンツを再生するためには、.asf ファイルを指定する必要があります。オンデマンドのユニキャスト公開ポイントのエイリアスはディレクトリのみを参照し、ASF ストリームは参照しません)。
MMS プロトコルを使用します。サーバー名としてブロードキャストのユニキャスト公開ポイントをストリーム配信する Windows Media サーバーの名前を使い、次にブロードキャストのユニキャスト公開ポイントのエイリアスを使います。たとえば、ブロードキャストのユニキャスト公開ポイントの "cows" を含む "UnicastServer" というコンピュータを参照するには、「mms://unicastserver/cows」と入力します。