ファイル差分機能の使い方

ファイル差分機能を使うには、あらかじめ、パスの通ったフォルダか、 K2Editorのインストールフォルダに、 GNU DIFF ver.2.5以上が入っている必要があります。 ファイル差分の項を参照してください。

比べたいファイルを、 2つのK2Editorで開いておくのがオーソドックスな使い方です。 その状態で、diffの実行コマンドを選択します。 diffの実行ダイアログが表示されるので、 ここで必要な設定をして、実行します。

実行には少し時間が必要です。

「diff.exeが見つかりません」というエラーメッセージが出る場合は、 パスの通ったフォルダか、K2Editorのインストールフォルダに、 diff.exeが存在しません。先に入れてください。

diffを行う場合は、テンポラリフォルダにテンポラリファイルを作成します。 大きなファイルを比較するときは、 ハードディスクの容量が十分かどうかを確認してください。

また、COMMAND.COMも必要とします。特に何も特別なことをしていないなら、 気にする必要はありません。

diffの実行が終わると、ダイアログが閉じ、 ファイル差分情報が両方のK2Editorにロードされます。 行番号を表示していない場合は、 強制的に表示する設定になります(この設定は保存されません)。

ファイル差分情報は、3種類の色分けと、2種類のマークで表示されます。

なお、これらの色は、ファイルタイプ別設定の 色のページで変更することができます。

下・上の差分情報を探すコマンドを使用すると、 差分情報を順次見ていくことができます。比較されたK2Editorでも、 同時にスクロールされるので、横に並べておくと見やすいと思います。

比較したファイルの該当個所に移動コマンドを使用すると、 その行に差分情報がある場合、比較されたK2Editorの該当行にジャンプします。

差分情報を持ったまま編集を行うと、だんだん差分情報が狂ってくるので、 時々diffの実行を行って更新するとよいでしょう。

すべての情報が必要ではなくなったとき、 差分情報のクリアを行うと、比較されたK2Editorも含めて、 差分情報がクリアされます。