比べたいファイルを、 2つのK2Editorで開いておくのがオーソドックスな使い方です。 その状態で、diffの実行コマンドを選択します。 diffの実行ダイアログが表示されるので、 ここで必要な設定をして、実行します。
実行には少し時間が必要です。
「diff.exeが見つかりません」というエラーメッセージが出る場合は、 パスの通ったフォルダか、K2Editorのインストールフォルダに、 diff.exeが存在しません。先に入れてください。
diffを行う場合は、テンポラリフォルダにテンポラリファイルを作成します。 大きなファイルを比較するときは、 ハードディスクの容量が十分かどうかを確認してください。
また、COMMAND.COMも必要とします。特に何も特別なことをしていないなら、 気にする必要はありません。
diffの実行が終わると、ダイアログが閉じ、 ファイル差分情報が両方のK2Editorにロードされます。 行番号を表示していない場合は、 強制的に表示する設定になります(この設定は保存されません)。
ファイル差分情報は、3種類の色分けと、2種類のマークで表示されます。
追加された行です。
削除された行です。
変更された行です。
比較されたファイルで、その行間に新たな行が追加されています。
比較されたファイルで、その行間から行が削除されています。
なお、これらの色は、ファイルタイプ別設定の 色のページで変更することができます。
下・上の差分情報を探すコマンドを使用すると、 差分情報を順次見ていくことができます。比較されたK2Editorでも、 同時にスクロールされるので、横に並べておくと見やすいと思います。
比較したファイルの該当個所に移動コマンドを使用すると、 その行に差分情報がある場合、比較されたK2Editorの該当行にジャンプします。
差分情報を持ったまま編集を行うと、だんだん差分情報が狂ってくるので、 時々diffの実行を行って更新するとよいでしょう。
すべての情報が必要ではなくなったとき、 差分情報のクリアを行うと、比較されたK2Editorも含めて、 差分情報がクリアされます。