ファイル差分

ファイル差分機能は、変更前のファイルと変更後のファイルを比べて、 その相違点を抽出する機能です。

K2EditorではGNU DIFF.EXEを呼び出して、その結果を読み込み、 行番号を色づけしたりマーカー表示することで、 ファイル差分情報を読みとります。 そのために、GNUのDIFF.EXE(ver.2.5以降)を必要とします。

GNU DIFF ver.2.5は、以下のパッケージに入っています。

rcs/diff
binaries and manual pages for the Windows NT of GNU RCS v5.6.4 & diff v2.5
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/prog/se015009.html


NT 用と書いてありますが、32BitのWindows 用という意味です。 つまり、Win9X系でも使えます。 これをダウンロードし、 その中の DIFF.EXE を K2Editor の起動フォルダか、 パスの通ったフォルダに入れておいてください。

最近の方は、 「パスの通ったフォルダ」という意味が分からない人がいるということを知って、 ちょっと愕然としました。 まぁ確かにDOSを使ったことのない人は意識しませんよね。 知らなくていいという人は、上記パッケージを解凍したら、 DIFF.EXEだけをK2Editorのインストールされているフォルダに入れてください。

パスとは、PATHと書いて、DOSの環境変数の一種です。DOS窓を開いて、 notepadなどと打ち込むと、どこのフォルダにいてもnotepadが立ち上がります。 これは、WindowsフォルダがPATHの中に書かれているからです。 これを「パスが通っている」といいます。

PATHを通すには、通常Cドライブ(起動ドライブ)のルートにある、 autoexec.batを編集し、SET PATH=か、PATH=と書かれている行に、 パスを通したいフォルダを追加します。複数のフォルダを書く場合は、 セミコロンで区切ります。

それが終わったら再起動します。これでパスが通りました。 DIFFを入れるフォルダを作成して、そこにPATHを通しておくと、 どこからでもDIFFを起動できます。