■ オートパイロットモードを使用する

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Dr.SURF 2.0で搭載されたオートパイロットモードは、予め登録しておいたURLに自動的にアクセスし、データを収集/スプールするモードです。URLは複数の登録が可能で、さらに目的別にグループに分けて登録することができます。

※製品版では複数のグループの登録/変更/削除、複数のURLの登録/変更/削除が可能ですが、本Dr.SURF 2.0-体験版では予め登録されている以下のURL以外の登録はできないように機能制限されています。

 http://www.iijnet.or.jp/mvi-cs/dsdemo/demo1.html
 http://www.iijnet.or.jp/mvi-cs/dsdemo/demo2.html

また、オートパイロットはきめ細やかなスケジュール設定が可能で、夜中に自動巡回させることも可能です。さらにデータを収集後、自動的に翻訳させることも可能です。

※スケジュール機能は起動項目にインストールした「Dr.SURFスケジューラ体験版」起動していない場合は使用できません。Dr.SURFスケジューラ体験版が起動しない場合は、オートパイロットモードに切り替えると警告メッセージが表示されます。

 

基本的には以下のステップで操作を行います。

1. グループの作成(体験版では行えません)

2. グループの設定(スケジュール等の設定)

3. URLの登録(体験版では行えません)
※Netscape Navigatorのブックマークの読み込みも可能

4. URLの設定(収集後の自動翻訳等の設定)

5. オートパイロットの実行

6. レポート表示

ここではグループの設定、URLの設定、オートパイロットの実行、レポート表示について説明します。

※キーボードの電源キーから起動できないなど自動電源ONができない機種でオートパイロットモードに切り替えると、自動電源ON/OFFできないという内容の警告メッセージが表示されます。このダイアログボックスの[次回からこのメッセージを表示しない]チェックボックスをチェックすると、オートパイロットモードに切り替えてもメッセージを表示しなくなります。



 

◆ グループの設定

グループに関する以下の項目を設定します。

※本Dr.SURF 2.0-体験版では[グループ]の項の[新規]ボタンをクリックしてもグループは作成されません。また、[削除]ボタンをクリックしてもグループは削除されません。

 

設定項目 内容
予約 スケジュールを設定している場合にそのスケジュール通りに実行するグループに時計マークを付けます。時計マークが付くグループは1つのみです。
グループ グループ名を入力します。
更新 [更新]チェックボックスをチェックすると、オートパイロットが実行される度に既存の同じURLのデータに上書きしてスプールします。チェックを外すとオートパイロットが実行される度にスプールデータフォルダ内に新しいサブフォルダを作成し、前のデータを残したまま次々データを収集します。
スケジュール スケジュール機能を使用する場合は[スケジュール]チェックボックスを選択し、その左の2つのポップアップメニューの組み合わせで日付や実行する曜日などを選択します。
開始時間 [スケジュール]チェックボックスがチェックされている場合、オートパイロットを開始する時刻を設定します。
制限時間 オートパイロットがデータを収集する際の制限時間を設定します。尚、制限時間はあくまでもデータを収集する時間で、収集完了後、翻訳される時間は含みません。
PPP切断 ダイアログアップIP接続でインターネットにアクセスしている環境の場合、データ収集後、自動的にPPPを切断するかを設定します。
※「必要なハードウェア及びシステム」の項に記した推奨PPP以外のPPPを使用している場合は、適切にPPPの切断が行えません。
完了後のMac オートパイロット完了後のMacintoshの動作(設定なし、電源OFF、スリープ)について設定します。
※スリープをサポートしていない機種ではスリープは設定できません。



 

◆ URLの設定

URLに関する以下の項目を設定します。

※本Dr.SURF 2.0-体験版では[URL]の項の[新規]ボタンをクリックしてもグループは作成されません。また、[削除]ボタンをクリックしてもURLは削除されません。さらにNetscape Navigatorのブックマーク読み込み機能も使用できません。

 

設定項目 内容
タイトル URLのタイトルを入力します。
URL URLを入力します。
深さ URLに設定されたページにリンクが貼られている何レベルのページのデータまでを収集するかを設定します。
翻訳 [翻訳]チェックボックスをチェックすると、データ収集後、自動的に翻訳を行います。
画像 [画像]チェックボックスをチェックすると、ページ上に貼られている画像データも収集します。
サーバ 深さが1レベル以上に設定されている場合、[サーバ]チェックボックスを設定すると、同じサーバにあるページのデータしか収集しません。
認証 [認証]チェックボックスをチェックすると、認証が必要なページ用にユーザIDとパスワードを送る設定ができます。

※データ収集後に自動的に翻訳を行うことができますが、本Dr.SURF 2.0-体験版では翻訳用の設定として翻訳単位、文末表現、訳語の文字色を設定できないよう機能制限されています。

※オートパイロットは[URL]リストボックスの上のURLから順番にデータ収集を行っていきます。URLの左側の矢印をドラッグすることで順番を入れ換えることができます。




 

◆ オートパイロットを実行する

グループの設定とURLの設定が完了したら、オートパイロットを実行します。オートパイロットの実行にはボタン・ワンクリックで行う即時実行と、スケジュール設定に沿った実行の2種類があります。

即時実行を行うには、メインウインドウの[実行]ボタンをクリックする、または[オートパイロット]メニューから[即時実行]コマンドを選択します。

オートパイロットの実行を開始すると、オートパイロットの状況を示す以下のダイアログボックスが表示されます。

 

また、スケジュール設定に沿って実行する場合、必ずDr.SURFスケジューラ体験版が起動している必要があります。

キーボードの電源キーからマシンを起動できる自動電源ONが可能な機種でご使用の場合、Macintoshがシャットダウンしている状態でもスケジュールの時間がきたら自動的にMacintoshが起動し、オートパイロットが実行されます。但し、外付けのモデムやTAを使用してダイアルアップIP接続を行う場合、モデムやTAの電源は入れたままにしておいてください。

※「必要なハードウェア及びシステム」の項に記した推奨PPP以外のPPPを使用している場合は、適切にPPPの切断が行えないため、インターネットに接続したままの状態になる場合があるので、注意してください



 

◆ レポートを表示する

オートパイロットを完了したら、オートパイロットでのデータの収集状況やエラー等の情報を記したオートパイロットレポートを表示することができます。

メインウインドウの[レポート表示]をクリックする、または[オートパイロット]メニューから[レポート表示]コマンドを選択すると、以下の[オートパイロットレポート]ダイアログボックスが表示されます。

 

上部のリストボックスからオートパイロットを実行したセッションを選択すると、下部のリストボックスにそのセッションのレポートが表示されます。

また、上部のリストボックスで消去したレポートを選択し、[消去]ボタンをクリックすると、そのレポートが消去されます。すべてのレポートを消去するには[全て消去]ボタンをクリックします。


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