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CD-R，CD-RWドライブは4倍速書き込みが主流となり，市場価格は5〜8万円程度に下がった。数多くあった書き込みソフトウェアは淘汰され，使い勝手のいい主要3製品のいずれかがドライブに付属している。メディアも1枚250円程度と非常に安くなった。個人が「自分でCDを焼く時代」がやって来たのだ。

「手持ちのCDから好きな曲だけを編集しておいて，ドライブの時に楽しみたい」，「安定したシステムを起動用CDとして焼いておきたい」，など，CD-Rドライブだからこそできることは，多い。けれど「フロッピー・ディスクやMOと比べ，分かりづらくて使い勝手も悪そう」とか「価格も高いのだろうし」といった印象から，使ってみたいと思いつつ，二の足を踏んでいた人は意外と多いのではないだろうか？

現在，CD-R，CD-RWドライブの市場価格は5〜8万円。たいていは，書き込みソフトからケーブルまで使い始めに必要な物を同梱しており，余分な出費は気にしなくていい。1度買ってしまえば，メディア自体は1枚250円前後で購入できる。素人には難解な印象のあった書き込みソフトもインタフェースに改良が加えられ，かなり使いやすくなった。気になる書き込みスピードも4倍速が主流となり，650MBのメディアの書き込みにかかる時間は15分程度。これなら，日々のバックアップ用途にも，支障はない。