注 [Active Directory ユーザーとコンピュータ] で新規ユーザーを作成するときに Exchange メールボックスを追加できるようにするには、双方向の接続許可書か、Windows から Exchange への一方向の接続許可書を構成する必要があります。Exchange から Windows への一方向の接続許可書では、メールボックスが既に 1 つ存在するため、ユーザーはメールボックスを追加することができません。
注
双方向の複製処理の場合は、Exchange および Windows の認証の種類とアカウント情報を、Exchange ディレクトリと Windows 2000 Server の Active Directory の両方に対して読み取りと書き込みが可能なように構成する必要があります。一方向の複製処理の場合は、その認証の種類およびアカウント情報を、情報の複製元であるエクスポート ディレクトリの読み取りと、情報の複製先であるインポート ディレクトリへの書き込みができるように構成する必要があります。認証の種類 | アカウント名の書式 |
---|---|
Windows チャレンジ/レスポンス |
<ドメイン名>\<アカウント名>
例: Redmond\gladysl |
基本 (クリア テキスト) |
CN=<アカウント名>,OU=<組織単位>,DC=<ドメイン>
例: CN=gladysl,OU=Admin,OU=Exchange,DC=Microsoft,DC=Com |
注 Exchange ディレクトリで現在使用されているポート番号を調べるには、Exchange 管理ツールで [LDAP (ディレクトリ) の設定] オブジェクトの [全般] タブにある [ポート番号] の設定を確認します。これは、組織名/サイト名/設定/サーバー/サーバー名/プロトコル コンテナにあります。
削除内容を Windows 2000 Server の Active Directory から Exchange ディレクトリに複製する場合は、次のいずれかを選択します。
削除内容を Exchange ディレクトリから Windows 2000 Server の Active Directory に複製する場合は、次のいずれかを選択します。
ログ ファイルに記録された削除内容で Windows 2000 Server の Active Directory を更新するには、&SystemRoot%\WINNT\System32 ディレクトリにある LDIF Directory Synchronization Bulk Import/Export ツール (LDIFDE.EXE) を使用します。
Exchange ディレクトリを更新するときに使用する Windows 2000 Server の Active Directory の組織単位を指定できるようにするには、Windows から Exchange に複製するための接続許可書を構成する必要があります。接続許可書の構成方法については、「Windows から Exchange への複製」を参照してください。
定期的に自動複製処理を実行するスケジュールをセットアップする場合は、「複製処理スケジュールのセットアップ」を参照してください。