■ファイルメニュー
ファイルメニューは、主にオブジェクトの入出力全般を取り扱っています。例えば、新規オブジェクトの作成、オブジェクトの他への送出、オブジェクトの他からの取り込み、オブジェクトの削除などです。
・新規
サブメニューから、新規メール、新規メールボックス(メールボックス形式とフォルダ形式を選択)、新規アドレスリスト、そして新規テンプレートを作成します。
新規メールは、ごく普通に「コマンド+N」で作成できます。新規メールの作成時には、現在最前面にあるメールボックスの「メールボックス設定」で設定したテンプレートが使われます(デフォルトではテンプレートは設定されていません)。
・新規定型メール
サブメニューに、登録してあるテンプレートが現れます。ここで指定したテンプレートを使って新規メールを作成します。
・開く
現在の選択範囲を開きます。
・読み込み...
外部のテキストファイルを編集中のメールの現在のカーソル位置に読み込みます。
・閉じる
現在のウインドウを閉じます。
・保存
メール作成中に使うコマンドです。作成中のメールを、Draftsフォルダに保存します。万が一、メール作成中にマックがシステムエラーを起こしても、保存しておけば安心です。
・テキストとして保存...
現在読んでいるメール、またはリストで選択しているメールをまとめて、単一のテキストファイルとして保存します。保存時に、ファイルメーカーProに読み込めるタブ区切り形式を指定することもできます。テキストファイルのクリエーターは、一般設定の「添付」パネルで設定できます。詳しくは、「メールのテキスト保存」「ファイルメーカーへ書き出し」のページをご覧ください。
・ゴミ箱に入れる
現在読んでいるメール、またはリストで選択しているメールなどを、ARENAのゴミ箱(Trash)に移動します。ゴミ箱に移動するだけなので、後で復活させることもできます。ゴミ箱を空にするには、ツールメニューから「ゴミ箱を空に...」を選びます。
なお、ゴミ箱に捨ててゴミ箱を空にしただけでは、ハードディスクを占有する容量は減りません。このあたりのメカニズムについては、「メールボックス設定」のセクションの「「一般」パネル」のページにある「メールボックスの圧縮」の項をご覧ください。
・ラベル
リストやアイコンに、Finderと同じようにラベルを付けます。ラベルの項目と色は、Finderで設定したものが使われます。
・エイリアスを作る
現在選択しているメールやメールボックス、フォルダのエイリアスを作成します。エイリアスはTop画面にも置くことができます。デフォルトで配置されるDraftsとSentMailはエイリアスです。
・オリジナルを表示
エイリアスのオリジナルを表示します。検索結果ウインドウから利用すると便利でしょう。
・送信待ちを送信
現在、Outboxの直下に入っているメール、つまり送信待ちの状態にあるメールを、SMTPサーバーを使って送信します(つまり、相手先に向けて送信します)。
・メールをチェック
以下の作業を行います。
・POPサーバーに接続し、
・未読のメールがないかどうかを調べ、
・未読のメールがあればそれらを設定に基づいて取得し、
・設定に基づいて、サーバーからメールを消す・消さない、を決定して実行し、
・POPサーバーとの接続を解除します。
・さらに、Outboxに送信待ちのメールがあればそれらを送信します。
現在使用中のサーバーセットで、複数のPOPサーバーを使うように設定してある場合、「メールをチェック」を実行すると、それらのPOPサーバーのすべてに対して接続して上記の作業をします。
・オフラインで使う
メールの定期チェックを一時的に休止したいとき、このメニューを選択してチェックマークを入れることでメールのチェック機能がオフになります。再び定期チェックの状態に復帰したい場合には、「オフラインで使う」をメニューから選択してこのチェックマークをはずすか、またはコマンド+Mを実行してオフラインを解除してください。
・着信転送を使う
着信転送機能を使うときに、このメニュー項目にチェックマークが入った状態にします。複数のメールボックスで着信転送を使っていても、このマスタースイッチで、全体をオンオフすることができます。着信転送機能については、「「着信転送」パネル」のページをご覧ください。
・用紙設定
現在セレクタで選択しているプリンターに応じた用紙設定画面が現れます。
・印刷...
現在読んでいるメール、またはリストで選択しているメールをまとめて印刷します。印刷の際には、ヘッダーとフッターが付きます。これらは一般設定の「印刷」で設定します。
・終了
ARENA Internet Mailerを終了します。