ImageViewer-Jは、以下のように豊富な画像編集機能を搭載しています:
画像全体を、左右に90度回転することができます。
左へ90度回転した例
右へ90度回転した例
画像を左へ90度回転する場合:
- イメージ・メニューから“左 90 度回転”を選びます。
画像を右へ90度回転する場合:
- イメージ・メニューから“右 90 度回転”を選びます。
画像全体の鏡像を、左右/上下に作製できます。
左右に鏡像した例
上下に鏡像した例
画像の鏡像を左右に作製する場合:
- イメージ・メニューから“左右鏡像”を選びます。
画像の鏡像を上下に作製する場合:
- イメージ・メニューから“上下鏡像”を選びます。
ヒント:Shift あるいは Option キーを押していると、画像の半分だけが鏡像化されます。
画像の一部を選択し、選択範囲外を削除することで、画像を任意の部分だけにクロップする(切り取る)ことができます。
クロップした例画像をクロップする場合:
- 十字カーソルの状態で、画像上をドラッグして一部を選択します。
- “イメージ > 選択範囲をクロップ”メニュー項目を選びます。
- 画像を保存します。
画像全体を、あらかじめ用意された、あるいは指定した任意の拡大縮小率で、スケールすることができます。
画像をスケールする場合:
- イメージ > スケール・サブメニューから拡大縮小率を選びます。
その他を選んだ場合:
- 下図のダイアログで設定スケール(%)フィールドに数値を入力します。
- OKボタンをクリックします。
拡大縮小率:
- 25%
- 50%
- 200%
- 400%
- その他...(任意の拡大縮小率を指定できます)
階調反転機能を使って、画像を階調反転できます。画像の階調反転とは、画像の各ピクセルの階調を反転します。つまり黒は白に、白は黒にというわけです。カラーのピクセルは、以下の適用前(左)と適用後(右)の図のように、現在の色の補色値を使って反転されます。画像を階調反転する場合:
- イメージ・メニューから“階調反転”を選びます。
色数設定を使って、画像の色数(ビット深度)を変更できます。これは画像のサイズを減らしたり、特定の出力デバイスに最適化したり、標準の Internet カラーテーブル(216色)に最適化する際に使います。画像の色数を設定する場合:
- “イメージ > 色数設定”サブメニューから色数を選びます。
色数の選択肢:
- フルカラー
- 数千色
- 256 色
- 16 色
- 256 グレイ
- 16 グレイ
- 白黒ディフュージョン
- 白黒直接
- Internet色に最適化
- Internet色(ディザ化)に最適化
解像度設定オプションを使って、画像の解像度、いわゆるdpi(dots-per-inch)を変更することができます。これは画像の寸法を拡大/縮小したり、特定のプリンタの解像度に最適化する場合に便利です。解像度を増やすと、画像の寸法は小さくなり、解像度を減らすと画像の寸法は大きくなります。
画像の解像度を設定する場合:
- “イメージ > 解像度設定”サブメニューから、解像度を選択します。
その他を選んだ場合:
- 設定解像度フィールドに数値を入力します。
- OKボタンをクリックします。
解像度の選択肢:
- 72 pixels/inch
- 150 pixels/inch
- 300 pixels/inch
- 600 pixels/inch
- その他...(カスタム解像度を指定できます)
明るさ/コントラスト・ダイアログで、画像の明るさを調整できます。下図の明るさスライダを左へドラッグすると明るさが減り、右へドラッグすると明るさが上がります。適用前(左)と適用後(右)の画像サンプルを参照しながら、作業が行えます。画像の明るさを設定する場合:
- イメージ・メニューから“明るさ/コントラスト”を選択します。
- すべての明るさスライダを一括ドラッグして、任意の割合に設定するか、
- “各色を連動”オプションのチェックを外して、各色のスライダを個別にドラッグして設定します。
- “OK”ボタンをクリックします。
明るさ/コントラスト・ダイアログで、画像のコントラストを調整できます。下図のコントラスト・スライダを左へドラッグするとコントラストが弱まり、右へドラッグするとコントラストが強まります。適用前(左)と適用後(右)の画像サンプルを参照しながら、作業が行えます。画像のコントラストを設定する場合:
- イメージ・メニューから“明るさ/コントラスト”を選択します。
- すべてのコントラスト・スライダを一括ドラッグして、任意の割合に設定するか、
- “各色を連動”オプションのチェックを外して、各色のスライダを個別にドラッグして設定します。
- “OK”ボタンをクリックします。
シャープ・ダイアログを使って画像のシャープを調整できます。下図のスライダを左へドラッグするとシャープネスが減り、右へドラッグするとシャープネスが上がります。適用前(左)と適用後(右)の画像サンプルを参照しながら、作業が行えます。画像のシャープを設定する場合:
- イメージ・メニューから“シャープ”を選択します。
- すべてのシャープ・スライダを一括ドラッグして、任意の割合に設定するか、
- “各色を連動”オプションのチェックを外して、各色のスライダを個別にドラッグして設定します。
- 半径値を入力します(必要なら)。
- しきい値を入力します(必要なら)。
- “OK”ボタンをクリックします。
透過設定オプションを使って、GIF 画像の任意の1色を透明にできます。このオプションは、GIF 画像以外では使えません。GIF を透過設定する場合:
- イメージ・メニューから、“透過設定”を選択します。
- 画像上へカーソルを移動すると、カーソルがスポイトになるので、透明にする色上でクリックして指定します。
- ファイル・メニューから“保存”を選んでファイルを保存します。
透過設定除去オプションを使って、GIF ファイルの透過設定を除去できます。GIF 画像が透過設定を持っていなければ、このオプションは使えません。GIF透過設定を除去する場合:
- イメージ・メニューから、“透過設定除去”を選びます。
- ファイル・メニューから“保存”を選びます。
カラーテーブル適用オプションを使って、別の画像から保存したカラーテーブルで、現在の画像のカラーテーブルを置き換えることができます。カラーテーブルを適用する場合:
- イメージ・メニューから“カラーテーブル適用”を選択します。
- カラーテーブルファイルを選びます。
- “開く”ボタンをクリックします。
カラーテーブル保存オプションを使って、他の画像に適用するために、現在の画像のカラーテーブルを保存することができます。カラーテーブルを保存する場合:
- イメージ・メニューから“カラーテーブル保存”を選択します。
- カラーテーブルの名称を入力します。
- “保存”ボタンをクリックします。