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バイヤーズガイド:マック本体 旧G3のDT 266がお薦め [Wednesday, September 9, 1998 松野 浩之=日経MAC]
今,G3を購入しようと考えている人にとって悩ましいのは,新シリーズのG3にするか,マイナーチェンジ前の旧G3にするかだろう。9月上旬時点で,すでに旧シリーズの在庫は少なくなっているが,かなり値がこなれてきている。 新G3シリーズが発表されたときの“売り”の1つは,最大搭載可能メモリーが旧シリーズの384MBから768MBに拡大されたことだった。しかしその後,Appleは旧G3シリーズでも768MBでの動作を保証すると発表したので,メリットは1つ減った。また新G3シリーズに搭載されるビデオチップ3D RAGE PROは,実は旧G3シリーズの後期のロットにも組み込まれているのだ。ただし旧G3シリーズを購入しても3D RAGE IIと3D RAGE PRO,どちらが搭載されたロジックボード入りなのかは残念ながら運次第だ。 9月初旬でのお薦めは,マイナーチェンジ前の「Power Macintosh G3 DT 266」。このモデルはZipドライブが付いて,実売価格23万円弱で購入できる。同じ動作周波数のCPUを搭載する新「Power Macintosh G3 DT 266」の実売価格もやはり23万円弱。しかし,こちらはZipドライブを装備しない。運よく改良型ボード搭載の旧Power Mac G3 DT 266が入手できればお買得。ただ在庫が少ない。一方,G3シリーズ標準の3つのPCIスロットでは足りない作業がしたいユーザーは,表1のPCI拡張ボックスに対応した新シリーズを購入した方がよいだろう。 旧G3 DT 233も在庫は少ないがお薦め 旧G3シリーズの最下位モデルである「Power Macintosh G3 DT 233」の実売価格は18万円程度だ。これなら17インチの「トリニトロン」ディスプレイをともに購入しても,25万円以下で買える。手持ちの周辺機器をすぐ使えて,とにかく安く新品のG3を手に入れたいならこれしかないだろう。ただ,このモデルは8月末時点で在庫がほとんどなかった。 ハイエンドのベース・モデルなら新シリーズ 動作周波数300MHz以上のCPUを搭載するモデルの中で,一番安く買えるのは新シリーズの「Power Macintosh G3 DT 300」だ。現在のほぼハイエンドといえるの性能が28万円台で入手できる。ハード・ディスクも6GBと十分だ。 逆に手を出さない方がよいのは「Power Macintosh G3 MT 300 グラフィックスコンフィグレーション」。このモデルの価格は58万円台。34万円台の新「Power Macintosh G3 MT 300」にプラスして,15万円程度の増設機器の出費を考えれば同じ構成のマシンになるのだ。しかも新Power Macintosh G3 MT 300はSビデオ入出力端子,内蔵Zipドライブも標準搭載するので買うならこちら。 記事目次/前のページ/次のページ この記事は、日経MAC98年10月号(98年9月18日発行)掲載記事の抄録です。 |
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