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外部記憶装置では1GBのリムーバブル・ディスクから容量1.44MBのフロッピー・ディスク・ドライブまでの製品が，アナウンスされたり，展示された。

容量の大きな順でみると，まず米SyQuest Technology社（http://www.syquest.com/）は，1GBのリムーバブル・ハード・ディスク「SparQ 1.0」（写真6）。97年11月に1000ドルPC向けにパラレル・ポート接続タイプで発表された（価格は本体199ドル，メディア1枚39ドル）。展示された試作機はそのパラレル・ポートにUSB変換アダプター・ケーブルを装着して，きょう体を半透明プラスチックにしたもの。写真6の通り2色のタイプが参考展示されていた。どちらが製品化されるかは未定だが，基調講演でSteve Jobs氏は「半透明赤がいい」としていた。

出荷時期は98年9月から10月にかけてになる予定。ドライブの価格はメディア1枚付きで249ドル。「製品版では本体に直接USBポートを備えた形になる」（同社Product MarketingディレクターのJohn Chun氏）という。同社は容量4.7GBのリムーバブル・ハード・ディスク「Quest 4.7」も製品化しているが，こちらはビデオ編集など，高速かつ大容量志向のユーザー向け。USBでは遅すぎるとの判断から，現在対応は考えていない。

●写真6 今回唯一のGBクラスのUSB機器であることを力説していたSyQuest社の「SparQ 1.0」試作機。パラレル・ポートにアダプターを介してUSB対応にしていた。製品版では本体に直接USBポートを備える予定

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