バックナンバー: Dec, 1997
自動巡回ソフトに新顔
エルゴソフトがマック・ユーザー向けのインターネット自動巡回ソフト「ネットウォーカー」を98年2月20日に発売する。価格は7800円。Webサイトの自動巡回機能と,ダウンロードしたデータの管理の2つの機能を持つ。
Extensis社インタビュー
QuarkXPressやPhotoshopといったデパブリッシングの現場で使われているソフト用に,気の利いた機能拡張製品を精力的にリリースしている米Extensis社。97年末〜98年初頭にかけて新製品を多数リリースする同社に業績の秘訣などを聞いた。
PFUから42ビット・スキャナー
ピーエフユーは,A4判対応のフラットベット・スキャナー「PS9600pro」を発売した。光学解像度は1200×2400dpi。内部処理を42ビット(RGB各色14ビット)で行い,ハードウエア的に補正をかけた場合でも階調飛びを起こしにくくした。
手軽にオンラインショップ
アスキー・ラピッド・コマース・サービスでは,フランチャイズ制度「WeBranch!」を開始した。オーナーのWebページ上に商品購入のための「ブランチボタン」を置くと,オーナーには製品の売り上げのうち5〜40%のマージンが手に入る仕組みだ。
Actaの新版「Acta Pro」
アウトライン・プロセッサー「Acta7日本語版」が98年2月中旬にバージョンアップする。従来別個の製品だったワープロ「ActaWord」を合体して1つのアプリケーションにし,「Acta Pro」という名称で発売する。
パソコン最安値検索サービス
OA機器コンサルタントの春芳園は「プライスサービスエンジン」を開始した。検索ロボットを用い,インターネット上で販売しているパソコン関連商品の価格を調べてデータベースにため込むサービス。欲しい商品が最も安いところを検索できる。
ムービー圧縮を最適化
ビデオの取り込みが簡単に出来る時代になったが,戸惑うのはムービーの圧縮だ。再生メディアの伝送速度と画質とを勘案して,最適な圧縮設定を行うには,多くの知識が要求される。こうした悩みを解決してくれるのがMedia Cleaner Proだ。
MSの開発リーダーに聞く
Microsoftのマック製品開発チームの一部はAppleのおひざ元であるシリコンバレー地区にある。マック版インターネット関連製品の開発チームを率いるDon Bradford氏に,California州San Jose市のオフィスでインタビューした。
Office 98を1月に発表へ
米Microsoft社は98年1月6日から開催されるMACWORLD Expo/San Franciscoに合わせ,予定通り「Microsoft Office 98 for Macintosh」を発表する。Office 98 for Macの発表は,98年のMACWORLD Expo/SFで最大の見所になりそうだ。
注目集めるアキアの動向
マック互換機メーカーのアキアは,米AppleとMac OSのライセンス供与の交渉を続けていたが,合意にいたらず断念した。伝えられた互換機撤退を否定はしたが,アキアがG3機を扱えないことは事実。八方ふさがりを打破する,次の一手が注目される。
イトーキが文書管理の合弁会社
イトーキは米Firstlinkと合弁で電子文書管理システム構築のサービス会社を設立する。保険,金融,学校,弁護士事務所,防衛庁関連企業などを対象に,5年間で30億円の売上を見込む。
Web直販に揺れるアップル
「具体的な計画は一切ない」。Steve Jobs氏の「日本でも,98年春に直販を開始する」との指示に対する,アップルコンピュータの答えである。「いずれは考える必要があると思う」としながらも,Jobs氏の計画を完全に否定する。
手軽なアニメ作成ソフトの新版
インフィニシスはアニメーション作成ソフトの新版「スクリーンスタジオ 2.0」を98年2月に発売する。価格は6800円。スクリーンスタジオで作成したアニメは自己実行型のアプリとして作成できるほか,After Darkモジュールとしても書き出せる。
写研フォントをDTPで
シンカは発注された文字組みを指定書体で組み,アウトライン化してベクトル・データで納品するサービスを開始した。従来の写植業務の印画紙納品をディジタル・データにした格好。「DTP工程で写研の書体を使いたい」という根強いニーズに対応した。
UMAXから1000ドルMac
ユーマックスジャパンはMac OS 8をプリインストールした「Apus」シリーズ,「Pulsar」シリーズの出荷を開始した。ローエンドの「Apus 2000/200」は「1000ドルMac」とのふれ込み。実際店頭では12万円台で入手できる。
QuickTime 3.0配付開始
Appleは同社Webサイトで,一般ユーザーも入手できる「QuickTime 3.0 Developer Preview Release」の配付を開始した。これは「QuickTime 3.0」の公開β版。QuickTimeのメジャー・バージョンアップ版の新機能を一足早く体験できる。
アドビから「小塚明朝」
アドビシステムズは同社初のオリジナル和文PostScriptフォント・ファミリー「小塚明朝」を発表した。書体名になっている小塚昌彦氏は,毎日新聞社で活字書体のデザイン,モリサワで「新ゴ」など主要書体のデザインを手掛けてきた人物だ。
Retrospectの製品展開を聞く
バックアップ・ソフト「Retrospect」の新版「4.0」の日本語版が,3万2800円で98年1月に登場する。プロモーションのため来日した米Dantz Development社のLarry Upton氏に,4.0の新機能や今後の製品展開などについて話を聞いた。
PageMaker 6.5Jを特価販売
アドビシステムズは同社のユーザー向けに「PageMaker 6.5J」を4万5000円の特別価格で提供する。 「QuarkXPress」のファイルを同社のPageMaker形式に変換するユーティリティーの配付も開始した。
StuffItがLHAに対応
アクト・ツーは「StuffIt Deluxe 」の新版である「4.5日本語版」を97年12月下旬に出荷する。Mac OS 8に対応し,コンテクスト・メニューをサポート。日本でよく使われるLHA形式に対応し,ディスク・イメージのマウントも可能に。
G3製品4機種を日本発表
アップルコンピュータは「PowerPC 750」搭載の新製品「Power Macintosh G3」シリーズを発表した。新製品はデスクトップ型が2機種に,ミニタワー型,ノート型の合計4機種だ。また,97年9月で終了した97年度の出荷台数が65万台にとどまったことも明らかになった。
管理ツールに進化したATM
以下ATMの新版「Deluxe 4.0J」は,これまでの単機能なコントロールパネルから,Type 1,TrueTypeといった形式を問わず,フォントの総合的な管理機能を備えるユーティリティーへと進化した。
99回まで遡って作業を復旧
FlashBackはファイルに加えられた変更点を,保存するごとに記憶するアプリケーション。変更を加える前の状態に最大99回まで遡って作業を復旧することが可能だ。
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